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減税日本 : ミニ英和和英辞書
減税日本[げんぜいにっぽん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [げん]
 (suf) reduction
減税 : [げんぜい]
  1. (n,vs) tax reduction 
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

減税日本 : ウィキペディア日本語版
減税日本[げんぜいにっぽん]

減税日本(げんぜいにっぽん)は、名古屋市長河村たかしを代表とする日本の地域政党(政治団体)。2010年4月26日に設立された。略称は減税〔。ロゴ上ではの字のみ赤字で記されている。
== 概要 ==
2010年、河村は自身の主張である以下の3政策を実現する条例案を名古屋市会に提出した。
* 市民税恒久的10%減税
* ボランティア市民が市予算の使い道の一部を決める「地域委員会」の創設
* 議員報酬の半減(1600万円→800万円)
しかし、いずれも2010年2月の採決では否決され、ほぼ同じ内容の条例案を再提出したが4月21日に否決された。特に4月の採決時には1人の賛成しか得られなかったため、市会を解散するためのリコールを呼びかけ、同時に次回市会議員選挙にて自身の政策を支持する議員を当選させるために4月26日、「減税日本」を設立、自ら代表となった。リコール成立後の名古屋市会議員選挙において過半数には届かなかったものの公認候補28人が当選し第一党となる。その約一ヶ月後の統一地方選において愛知県議会議員13名他6名の地方議員が当選、地方議員47名を抱える党となった。
2010年4月当初は地域政党して設立され、2012年10月に国会議員5人の政党要件を満たした。
2012年11月に衆議院解散となる政局となった際に、一旦は河村代表は国会議員5人と共に太陽の党と合流を発表した〔河村氏「第三極党」に意欲 「減税」看板下ろし共闘 - 日本経済新聞 2012年11月16日〕。
しかし、2012年11月17日に太陽の党と維新の会の合流が決定。減税日本と太陽の党の合流が棚上げになり、16日時点で河村氏は名古屋市内で記者団に「そんなこと(合流撤回)はない。」と合流の撤回はないとしていた〔維新と太陽の党、衆院選前の合流で合意 - 読売新聞 2012年11月16日〕。同月21日に、日本維新の会との合流を断念する意向を明らかにし〔減税日本、維新への合流断念 河村氏「残念」 - 日本経済新聞 2012年11月21日〕、11月22日に、河村代表は国会議員と共に「反TPP・脱原発・消費増税凍結を実現する党」と合流し「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」(略称:脱原発)〔「脱原発」、十数人を擁立へ 減税・反TPP合流の新党 朝日新聞デジタル2012年11月25日5:25配信(配信日に閲覧)〕の結成に合意した〔減税日本と山田・亀井氏、新党結成で合意 - 読売新聞 2012年11月22日〕。この新党には、前日に離党届を提出したが日本維新の会の公認が得られなかった、小林興起も参加した〔「原点回帰、増税止める」 河村氏ら新党「脱原発」結成へ - 日本経済新聞 2012年11月23日〕。尚、新党では河村と、民主党新党結成直前に離党した山田正彦農水相が共同代表に、幹事長には亀井静香国民新党代表が就くとしている〔減税日本と亀井氏らが新党結成 MSN産経ニュース2012年11月22日23:09配信(2012年11月23日閲覧)〕。
また、結党記者会見の場で、新党代表の山田は「国民の生活が第一と、どういう連携、合流をしていけるかを相談しなければいけない。中道リベラルを追う仲間の集まりを作りたい」と述べ、今後、小沢一郎が率いる国民の生活が第一との合流も検討していることを明らかにしている〔。
なお、「減税日本・反TPP・脱原発を実現する党」は総務省への届けはなされないまま、嘉田由紀子滋賀県知事2012年11月27日に立ち上げた日本未来の党に同日に合流することが決定した〔「第3極」3分化…嘉田新党に生活・減税合流 YOMIURI ONLINE2012年11月27日21:28配信(配信日に閲覧))〕。減税日本は国政政党としては日本未来の党に合流するが、名古屋圏を中心とする地域政党として存続する見込みが報じられた〔河村市長「大きな流れ作らないと」 嘉田新党合流で 日本経済新聞 2012年11月29日〕。
同年12月16日投開票となった第46回衆議院議員総選挙では、解散前に所属していた前議員を含め、日本未来の党公認候補として立候補していたが、全員が落選した。選挙直前に旗印の「減税」が党名からなくなり、有権者に浸透しなかったことが敗因とも報道された〔旧減税、年の瀬漂流…国会議員ゼロ・将来見えず 読売新聞 2012年12月30日〕。河村はこの事態を受けて「今後、未来の党として活動するか離脱するかは、今回の候補者らと改めて協議する」と述べた〔「未来」残留か離脱か、候補者らと協議…河村氏 読売新聞 2012年12月18日〕。12月末に日本未来の党は小沢一郎の要職起用を巡って代表に嘉田と小沢グループとの間で亀裂が起こって生活の党日本未来の党に分裂したが、減税日本は小沢系の生活の党や嘉田の日本未来の党との関係について決められない状態であると報じられている。
減税日本から日本未来の党に合流した前衆議院議員は2012年衆院選後において生活の党又は日本未来の党での活動は確認されていない。減税日本は河村代表および名古屋市議、愛知県議を主体とする地域政党(政治団体)として事実上活動している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「減税日本」の詳細全文を読む




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