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海驢島灯台 : ミニ英和和英辞書
海驢島灯台[とどじま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

海驢 : [あしか]
  1. (ai:) (n) hair seal 2. sea lion
: [しま]
 【名詞】 1. island 
: [ひ]
 【名詞】 1. (1) light 2. lamp 3. lamplight
灯台 : [とうだい]
 【名詞】 1. lighthouse 
: [だい]
  1. (n,n-suf) (1) stand 2. rack 3. table 4. (2) support 5. (3) belt 6. (4) counter for machines, incl. vehicles 

海驢島灯台 ( リダイレクト:海驢島#海驢島灯台 ) : ウィキペディア日本語版
海驢島[とどじま]

海驢島(とどじま、とどしま)は、北海道礼文郡礼文町に属する行政区画の上では大字船泊村における小字の一つを構成し、また利尻礼文サロベツ国立公園の中に含まれる。名称は「海馬島」ないしは「トド島」とも表記される。礼文島の北端であるスコトン岬の北方約1キロメートル沖合に位置する離島であり、礼文島白浜の須古頓漁港から直線距離にして約2キロメートル、江戸屋の浜中漁港からは約3キロメートル離れている。西の高台には灯台があり、また南岸にコンクリート製の桟橋がある。19世紀にはトド猟が行われる島として知られており、20世紀初頭から1980年代にかけては期のみ人が住む島であったが、その後は完全な無人島となっている。
== 地理 ==
島では玄武岩柱状節理が広く見られ沿岸の大部分は海食崖となっているが、島の南北には入り江が存在し礫浜も見られる。一方島の中央部は花々も見られる草原となっており、樹木は見られない。島の西部高台には灯台が位置し、南北の入り江とは野道で繋がっている。また島の南部、野道の入り口付近には湧水の見られる場所があり〔「礼文島海驢島、召国、宇遠内地区における土地所有権の推移」〕〔『無人島が呼んでいる』12-21頁。〕、南岸には鉄骨構造による全長20メートルの桟橋(突堤)がある〔『礼文町史』246頁。〕〔。
19世紀の文献では毎年トド猟が行われる島とされていたが、その後トドの上陸は稀にしか見られなくなったという。2014年の時点では、島の近海においてトド猟が行われていものの、その多くは漁業被害を防ぐための駆除のみを目的としたものであり、食肉等に利用する者は少数であるという〔『日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?』146-173頁。〕。一方1990年代からはゴマフアザラシ回遊が確認されるようになり〔北海道アザラシ管理計画 北海道〕、当初は冬にのみ確認されていたが〔「礼文島で刺し網のカレイやホッケ被害 アザラシ生息数増加 冬は数千頭 駆除に力」『北海道新聞』2011年10月14日朝刊。〕、2001年2月の北海道新聞には一年中ゴマフアザラシの群れが見られるとある〔「ゴマちゃんのんびり日光浴 礼文・上泊岬 例年並み20頭 地元小学校長・堀内さん撮影」『北海道新聞』2001年2月18日朝刊。〕。また島では海鳥も多く見られ〔、2007年7月の北海道新聞では島においてカモメ営巣が見られるとしている〔「夏を楽しむ 無人島の自然観察 児童が礼文西海岸回る」『北海道新聞』2007年7月21日朝刊。〕。2015年5月に北海道海鳥保全研究会が行った調査では、膨大な数のウトウ巣穴が確認されている〔礼文・海驢島でウトウ大繁殖 海岸沿いに巣穴4万5千個 どうしんウェブ 2015年5月13日〕。
冬季は北西風が強く定住は困難とされ〔 『日本地名大辞典』第7巻180頁。〕、20世紀初頭から1980年代にかけては漁期に限って昆布漁やウニ漁を行う漁業者が居住していた。島の近海は漁場として知られており、島の沿岸はアイナメカジカハチガラソイホッケ釣り場とされる〔『北海道の離島』132頁。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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