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永長佐京 : ミニ英和和英辞書
永長佐京[ながおさ さきょう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おさ]
 【名詞】 1. chief 2. head 
: [さ]
 【名詞】 1. help 
: [みやこ, きょう, けい]
 【名詞】 1. capital 2. metropolis

永長佐京 : ウィキペディア日本語版
永長佐京[ながおさ さきょう]
永長佐京(ながおさ さきょう、1908年(明治41年)1月20日 - 1975年(昭和50年)2月22日)は日本実業家第一家庭電器創業者。千葉県香取郡神崎町出身。
== 略歴 ==
千葉県香取郡神崎町に生まれ、高等小学校卒業後に地元の酒造家に丁稚奉公に入る。6年後上京し、1929年(昭和4年)に、江戸川区小松川で酒屋を独立して営業する。戦時統制下にあって1940年(昭和15年)に酒屋を廃業〔永長 1975、32頁〕。翌年に牛車による運送業を開始〔永長 1975、37頁〕。2年後には日本一と言われるほどの規模に事業を成長させるが〔永長 1975、42頁〕、終戦とともに1945年(昭和20年)に廃業した〔永長 1975、44頁〕。
1948年(昭和23年)に、千代田区神田富山町にてラジオ月賦店「鈴や」を創業〔第一家庭電器 1971、46頁〕。鈴やはやがてボランタリー・チェーン化し「ラジオリンクストア」の展開を開始する〔第一家庭電器 1971、52頁〕。1956年(昭和31年)に東京芝浦電気傘下に入る形で鈴やを発展的に解消、東京家庭電器株式会社を設立し、社長に就任する。
しかし、次第に強まっていった店舗の東芝色に違和感を覚え、2年後の1958年(昭和33年)に独立し第一家庭電器株式会社を設立。社名には「あらゆる家庭電化製品を売ることを第一に」「第一に皆様の家庭にご奉仕する」といった意味が込められているという〔第一家庭電器 1971、73頁〕。
当初は本拠地だった新橋の他、川崎秋葉原新宿に出店〔第一家庭電器 1971、79頁〕。特に秋葉原界隈には5店舗を構えたが、シェア拡大に限界を感じ1962年(昭和37年)には三鷹市に出店〔第一家庭電器 1971、81頁〕。以降、郊外出店を進めていき、第一家庭電器を1970年代を通じて日本随一の規模の家電量販店に成長させた。
1972年(昭和47年)、藍綬褒章を受章。業界内では全日本電気大型経営研究会(全日電)の会長を務めたほか、全日電の後身にあたる日本電気大型店協会の名誉会長も務めた。1974年(昭和49年)に第一家庭電器の社長を退き、同社の会長に就任〔永長 1975、79頁〕。
1975年(昭和50年)2月22日喉頭癌のため67歳で死去。晩年の8年余りは病のため入退院を繰り返していた〔永長 1975、9頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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