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杜子美 : ミニ英和和英辞書
杜子美[び]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

杜子美 ( リダイレクト:杜甫 ) : ウィキペディア日本語版
杜甫[と ほ]

杜 甫(と ほ、、712年先天元年) - 770年大暦5年))は、中国盛唐詩人子美少陵野老、別号は杜陵野老、または杜陵布衣。『杜少陵』『杜工部』とも呼ばれる。律詩の表現を大成させた。中国文学史上最高の詩人として、李白の『詩仙』に対して、『詩聖』と呼ばれている。また晩唐期の詩人・杜牧の『小杜』に対し『老杜』と呼ばれることもある。
== 略歴 ==

* 712年先天元年) : 河南鞏県(河南省鞏義市)で生まれる。父は杜閑、母は崔氏。祖籍は襄州襄陽湖北省襄陽市)。三国時代から西晋の武将であり、「破竹の勢い」で有名な杜預は先祖に当たる。祖父は初唐の宮廷詩人として有名な杜審言である。
* 718年開元6年) : 初めて詩文を作成する。
* 720年(開元8年) : 初めて大字を習う。
* 725年(開元13年) : 故郷に隣接する洛陽文人の仲間入りを果たす。
* 730年(開元18年) : に滞在する。
* 731年 - 734年(開元19年 - 22年) : に滞在する。
* 735年(開元23年) : 呉、越から洛陽に帰って来て、科挙進士を受験したが及第せず。
* 736年 - 740年(開元24年 - 28年) : 斉・に滞在する。
* 737年(開元29年) : 洛陽に帰り、陸渾荘を造りそこに滞在する。
* 744年天宝3載) : 洛陽で李白と会う。
* 745年(天宝4載) : 斉に滞在する。そこで再び李白と会い、友好を結ぶがこれが最後の再会になった。
* 747年(天宝6載) : 長安で一芸に通じる者のための試験が行われたが、不合格。
* 750年(天宝8載) : 長男の杜宗文が生まれる。
* 751年(天宝10載) : 玄宗に「三大礼賦」を奉献する。
* 753年(天宝12載) : 次男の杜宗武が生まれる。
* 754年(天宝13載) : この頃、仕官のつてを求めて、高官たちにしばしば詩を献ずる。
* 755年(天宝14載) : 河西の尉に任じられるが断り、右衛率府の胄曹参軍になる。
* 756年至徳元載) : 安禄山の攻撃により長安が陥落する。霊武(現在の寧夏回族自治区霊武市)で粛宗が即位したとの情報を聞くと、長安脱出を試みるが、反乱軍に捕まり幽閉される。
* 757年(至徳2載) : 脱出して、粛宗から左拾遺の位を授かる。
* 758年乾元元年) : 房琯(ぼうかん)を弁護したことにより粛宗の怒りを買い、華州(陝西省華県)に左遷される。
* 759年(乾元2年) : 関中一帯が飢饉に見舞われたことにより、官を捨てて、秦州(甘粛省天水市)に赴く。さらに同谷(甘粛省成県)に移るが、ドングリ山芋などを食いつないで飢えを凌ぐ。蜀道の険を越えて成都に赴く。
* 760年上元元年) : 成都で草堂(杜甫草堂)を建てる。
* 765年永泰元年) : 成都を去り長江を下る。
* 770年大暦元年) : 襄陽を通り洛陽を経由して長安に戻ろうとしたが、相江の舟の中で客死する。死因としては、頂き物の牛肉を食べ過ぎて亡くなった話が有名だが、この話が事実ではないとする意見も多く、確実な死因は不明。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Du Fu 」があります。




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