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杆菌 ( リダイレクト:桿菌 ) : ウィキペディア日本語版
桿菌[かんきん]

桿菌(かんきん、杆菌)とは、個々の細胞の形状が細長い棒状または円筒状を示す原核生物(真正)細菌および古細菌)のこと。球菌らせん菌と併せて、微生物を形態によって分類するときに用いられる慣用的な分類群である。
==概要==
最初に微生物を発見したことで知られるレーウェンフックが、1683年9月にイギリスの王立協会に送ったスケッチにも、球菌およびらせん菌と共に、桿菌と思われるものが描かれており、細菌が発見された当時からその存在が知られていたことが伺える。
細菌は単細胞生物であるが、その一つ一つの細胞の形状はごとに異なる。このため細菌学の初期の段階から、細胞の形状は細菌を鑑別同定あるいは分類するための指標として用いられてきた。特に、生理学的分類、生化学的分類、遺伝学的分類が発達する以前には、顕微鏡によって観察可能な細菌の細胞形状は、最も重要な判断材料の一つであった。
2000年頃からは、細菌学の分野では遺伝学的な分類法が主流になっているが、球菌や桿菌などのような形状を指標にした分類はその新しい分類法と必ずしも一致しないため、分類学的な重要性は低くなった。しかし依然として、細菌の鑑別同定を行う場合には重要な判断材料の一つであり、医科細菌学など一部の分野では慣用的な分類群として利用されている。
自然界の至るところに桿菌は存在しており、その生育環境は菌種ごとに多岐にわたる。一部の桿菌はヒトや動物の常在細菌として、体表面、鼻咽腔、消化管、泌尿器などに生息している。また、一部のものはヒトに対する病原性を持ち、さまざまな感染症の原因になる。代表的な病原性の桿菌には、グラム陽性のものとして、炭疽菌破傷風菌、ボツリヌス菌ジフテリア菌結核菌、グラム陰性のものとして、腸内細菌科大腸菌赤痢菌サルモネラペスト菌など)、緑膿菌百日咳菌などが挙げられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「桿菌」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Bacillus (shape) 」があります。




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