翻訳と辞書
Words near each other
・ 朝陽炭鉱線
・ 朝陽県
・ 朝陽科技大学
・ 朝陽空港
・ 朝陽門駅
・ 朝陽館
・ 朝陽館本家
・ 朝陽駅
・ 朝隈俊男
・ 朝隈善郎
朝集使
・ 朝集堂
・ 朝集帳
・ 朝集殿
・ 朝雲
・ 朝雲 (駆逐艦)
・ 朝雲新聞
・ 朝雲新聞社
・ 朝雲暮雨
・ 朝雲照代


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

朝集使 : ミニ英和和英辞書
朝集使[ちょうしゅうし]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あさ, ちょう]
 (n-adv,n-t) morning
: [しゅう]
 【名詞】 1. collection 

朝集使 : ウィキペディア日本語版
朝集使[ちょうしゅうし]
朝集使(ちょうしゅうし)とは、律令制日本において、大宰府諸国より考課に必要な資料などの行政文書の提出や行政報告のために毎年中央に派遣された使者。四度使の1つ。
== 概要 ==
四度使の中でも最も重要視され、使者には必ず四等官大宰帥除く)のうち1名が交替で任じられ、他の使のように史生以下の雑任が任じられることは無かった。更に雑任2名が随員として付けられた。
在京中の朝集使に関して、公文の提出は弁官が、考課関連は式部省兵部省が、朝集使自身の在京中の上日については散位寮が担当した。
考課に必要な資料が提出期限であった11月1日畿内10月1日)に合わせるべく上京し、審査が完了した後に直ちに任地に戻ることとなっていた。だが、次第に審査が形骸化し、もっぱら行政報告や考課以外の公文一般の提出、貢納物の献上が主目的となり、更に朔旦冬至や正月の朝賀出席が求められるようになった。こうした変質は8世紀後半には朝集使が任務を終えても任地に戻らない事態や、9世紀後半には朝集使が期限までに上京しないあるいは朝集使そのものが上京しないといった事態を引き起こした。地方政治の衰退や国司制度の変質に伴い、12世紀には制度そのものが行われなくなった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「朝集使」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.