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智福寺 : ミニ英和和英辞書
智福寺[ちふくじ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふく]
 【名詞】 1. good fortune 
: [てら]
 【名詞】 1. temple 

智福寺 : ウィキペディア日本語版
智福寺[ちふくじ]
智福寺(ちふくじ)は、(筑前国)福岡城および城下町の建設とほぼ同時期(1600年代初頭)に、筑前国那珂郡福岡橋口〔現在の福岡市中央区天神1丁目15番地。〕に創建された浄土宗西山派(のち真言宗)の寺院。知福寺あるいは地福寺とも表記される。開基年、山号〔山号は「中台山」であった可能性がある。「福岡略志」以下のような記述がある。「吉祥院 中台山遍照寺と号す。…慶長十三年警固の神社を今の地に移給ひ社司坊を新に建立して尊秀を以て住職とし給ふ。今の山号ハ此時智福寺に有しを移せりと或記にあり。」(大田史料115「福岡略志」吉祥院条)。〕ならびに院号は不明。初期には空与が、次いで尊秀が住持を務めた。聖福寺とならぶ200石の寺領を得ていたこと、福岡藩での宗門改が初めて行われたことなどで知られる。
== 創建 ==
慶長6年(1601年)頃から、福岡城の築城工事と並行して城下町の建設がすすめられたが、そのとき城下各所の要地には寺院が置かれた〔大寺・大社は籠城戦において砦の働きをするものと考えられていた。荻生徂徠は「鈐録」巻十六(土着論)の中で「大寺大社ヲ皆急ナル時ノ取出(砦)ニ心得」と述べている。〕。智福寺もその一つであり、博多口の裏に創建されたものである。このとき住持空与は、完成したばかりの博多口の櫓に鐘を取り付けるよう藩主・黒田長政(くろだながまさ)から指示を受けている〔『福岡県史』近世史料編福岡藩初期(上)(西日本文化協会、1982年)p.158。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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