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数寄者 : ミニ英和和英辞書
数寄者[すきしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 
数寄 : [すき]
 【名詞】 1. refined taste 2. elegant pursuits
: [もの]
 【名詞】 1. person 

数寄者 : ウィキペディア日本語版
数寄者[すきしゃ]
数寄者(すきしゃ、すきもの)は芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」と書く場合もある。
現代では、本業とは別に茶の湯に熱心な人物、特に多くの茶道具を所有する人物として用いられる。
==歴史==
数寄」とは本来「好き」の意味〔『世界のなかの日本 十六世紀まで遡って見る』 司馬遼太郎 ドナルド・キーン 中公文庫 ISBN 4-12-202510-9 pp.120 - 122。1996年初版(単行本は1992年刊)の第6刷(2007年)によれば、林屋辰三郎の説という。室町時代、「好き(数寄)」は身を滅ぼす怖いものと恐れられつつ、「好き(数寄)」をする者を周囲はうらやんだ。江戸時代になると、その「好き(数寄)」という心は「道楽」という言い方になり、戒められたという。〕であり、特殊な当て字として流布している。専門業とはせずに何らかの芸事に打ち込む様を、特に「すき」と称しているのであり、現代の俗語としては「あんたもすきね」「ものずき」などに通じる。
古くは「すきもの」とは和歌を作ることに執心な人物を指した様であるが、室町時代には連歌が流行し、特に「数寄」が連歌を指すようになったとされる。
さらに桃山時代には富裕な町衆の間で茶の湯が流行し、「数寄」も連歌から茶の湯へと意味を変えている。このため江戸時代には、数寄のための家「数寄屋」も茶室の別称として定着する。
なお近代になって財界人の間で茶の湯が流行するが、こうした茶人達は多くの名物道具の収集を行っており、その様が桃山時代の数寄者に似るところから「近代数寄者」と呼ばれる。特に益田孝原三渓を初めとして、松永耳庵根津嘉一郎 (初代)小林一三五島慶太細川護立大原孫三郎川喜田半泥子らが有名である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「数寄者」の詳細全文を読む




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