翻訳と辞書
Words near each other
・ 茶坊
・ 茶坊主
・ 茶坊主 (音楽グループ)
・ 茶壷
・ 茶壺
・ 茶壺 (煎茶道)
・ 茶外之茶
・ 茶外茶
・ 茶太
・ 茶太 Works Best
茶室
・ 茶室如庵
・ 茶寄合
・ 茶寮
・ 茶寮Kikusui
・ 茶寮不室屋
・ 茶寿
・ 茶屋
・ 茶屋 (曖昧さ回避)
・ 茶屋ヶ坂駅


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

茶室 : ミニ英和和英辞書
茶室[ちゃしつ]
【名詞】 1. tea arbour 2. tea arbor 3. tearoom 
===========================
: [ちゃ]
 【名詞】 1. tea 
茶室 : [ちゃしつ]
 【名詞】 1. tea arbour 2. tea arbor 3. tearoom 
: [しつ, むろ]
 【名詞】1. greenhouse 2. icehouse 3. cellar, cell
茶室 : ウィキペディア日本語版
茶室[ちゃしつ]

茶室(ちゃしつ)は、日本式の茶道において、茶事の主催者(主人、亭主)が客を招き、茶を出してもてなすために造られる施設である。「茶席」「囲い」あるいは「数寄屋」と呼ぶこともある。大別して草庵風のものと書院風のものがあるが、一般的には草庵風のものを指す場合が多い。独立した建物として造られる場合と、書院などの建物内に造り込まれる場合がある。いずれの場合も露地と称する庭園を伴うのが一般的であったが、現代ではホテルや公会堂、商業ビルの一角などに造られることもある。禅宗の「方丈(一丈四方の意)」から出た四畳半を標準として、それより狭いものを小間の茶室、広いものを広間の茶室という。室町末期から桃山期にかけて発展・完成したが、日本の建築の中でも特殊な位置を占め、もっとも日本的な日本建築といえる。
== 茶室の歴史 ==

=== 茶の湯の歴史-「書院の茶」から「草庵の茶」へ ===
日本における喫茶の風習は、記録上では平安時代にさかのぼる。鎌倉時代には禅宗寺院を中心に喫茶の風が広まり、室町時代には会所において茶がふるまわれていた。この時代の会所とは連歌の会などの寄合が行われた建物を指す。室町殿の南向会所では、主座敷の裏手に「茶湯所」という部屋があり、ここで茶を立て、座敷に運んでいた。絵巻物『慕帰絵詞』巻五には当時の会所の様子が描写されている。画中の座敷には和歌の集まりと思しき会合に集まって、くつろぎ談笑する僧俗の人々がおり、隣の部屋では、棚に多くの茶碗や茶道具が置かれ、座敷へ茶を運ぶ僧たちの姿がみえる。当時はこのように、遊興の場において茶がふるまわれていた。こうした座敷が、床(とこ)、棚、付書院などを伴った書院造として定式化していくとともに、「書院の茶」と呼ばれる茶の文化が広まっていった。こうした「書院の茶」においては、茶道具や飾り物として唐物(中国渡来の茶碗、書画、道具など)が使われ、中国文化と禅宗の影響が大きかった。これが、15世紀後半から16世紀にかけて、「市中の山居」(都会にいながらにして山里の風情を味わう)を志向する「草庵の茶」(侘び茶)へと移行していく。草庵の茶は、15世紀の人物で一休宗純に参禅した村田珠光(しゅこう。じゅこう とも)から、堺の町衆である武野紹鷗(16世紀前半)を経て、その弟子の千利休(16世紀後半)に至って大成された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「茶室」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.