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振武隊 : ウィキペディア日本語版
振武隊[しんぶたい]


== 概要 ==
振武隊(しんぶたい)は、1945年(昭和20年)3月26日から始まった特攻作戦に関わった陸軍第6航空軍(靖部隊)隷下の特別攻撃隊部隊の総称である。
大刀洗陸軍飛行場菊池陸軍場熊之庄陸軍飛行場などを中継し、知覧陸軍飛行場万世陸軍飛行場より出撃した。
これとは別に、第8飛行師団の隷下で台湾から出撃した部隊は" 誠飛行隊(まことひこうたい)" と呼称された。
隊長は主に士候55~57期の若手将校、隊員は特別操縦見習士官陸軍少年飛行兵出身の10代後半~20代男子から構成された。
出撃の際には皆で別れの冷酒(水盃別盃)を酌み交わし、最後の敬礼を残し飛び立った。
フィリピン攻防戦で戦力を失った航空部隊には正攻法での攻撃で敵軍に打撃を与えることが難しくなっており、悪化した戦局を挽回する為、爆装した飛行機は隊員・飛行機もろとも沖縄西方海上の敵艦船群に体当たりをする攻撃を決行した。特攻機は寄せ集めの老朽機が多く、250キロ爆弾を積んでの浮上もおぼつかず、中には戦地に赴くまでに事故に遭うものもいた。
機の不調や天候不良、敵艦の発見を出来ずに生還した場合、周囲の目は冷たく嘲笑され、辛いものであった。
このような形で帰還した者の中には振武寮に収容され、再教育( 軍人勅諭を読む、写経、再教育と称し卑怯者呼ばわりをされ暴力を振るわれる事もあった)をされた。〔図解 特攻のすべて 近現代史編纂会編 山川出版社 〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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