翻訳と辞書
Words near each other
・ 布袋和尚
・ 布袋大仏
・ 布袋寅泰
・ 布袋寅泰 ライブ in 武道館
・ 布袋尊
・ 布袋座火災
・ 布袋戯
・ 布袋木偶戯
・ 布袋町
・ 布袋竹
布袋線
・ 布袋美樹
・ 布袋腹
・ 布袋葵
・ 布袋鎮
・ 布袋駅
・ 布製絵本
・ 布西設治局
・ 布谷史人
・ 布谷文夫


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

布袋線 : ミニ英和和英辞書
布袋線[ほていせん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぬの]
 【名詞】 1. cloth 
布袋 : [ほてい]
 (n) pot-bellied god of good fortune
: [ふくろ]
 【名詞】 1. bag 2. sack 

布袋線 : ウィキペディア日本語版
布袋線[ほていせん]

布袋線(ほていせん、)は、台湾台南市新営区新営駅から、嘉義県布袋鎮を結んでいた台湾糖業公司新営総廠が経営していた軽便鉄道である。
== 概要 ==

縦貫線のルートを選定するとき、嘉義から曽文渓の間は、鹽水港(現在の塩水)や新營庄(現在の新営)を通るとされていた。当時、新営から塩水を経由して北門嶼(現在の北門区)に至る支線を別に建設し、輸送量不足を補うことが研究・議論されていた。〔《臺灣鐵道史》 臺灣總督府交通局鐵道部〕、しかし、この計画は建設に至らず未成線となった。
新営-塩水-布袋間の鉄道運輸は、間もなく製糖会社によって完成した。塩水港製糖に属し、旅客輸送業務も行った。鉄道部の資料によると、新営庄-塩水港間5マイル3フィート1909年(明治42年)5月20日に営業を開始する。〔《鹽水港明治兩製糖會社ニ敷設鐵道ノ營業開始ヲ許可ス》,府報告示第七十三號,明治42年,臺灣總督府〕これが台湾で初めての製糖鉄道における定期旅客営業路線である。
そして、同年3月4日の台湾日日新報によると、新営庄-岸内庄(第一工場)間の旅客営業列車は1日4往復、運賃は内地人(日本人)は15銭、本島人(台湾人)は10銭とされている。〔《臺灣日日新報》,第三千二百五十號,明治42年3月4日〕1913年(大正2年)3月8日、営業区間を布袋嘴(現在の布袋)まで延長する。
戦後、数度における改良が行われた。糖鉄新営駅は元々台鉄新営駅の側(現在は停車場)にあったが、老巧化がひどく、1950年に100mほど移転し、現在に至っている。〔《南瀛鐵道誌》,ISBN 9789860096958,周俊霖、許永河,2007,臺南縣政府〕また、布袋駅はかつて郊外に位置しており、住民などの要求によって、台塩公司所有の塩業鉄道を利用して市街地に近い半路店駅まで750m延伸したが、数年で廃止された。〔沿線の各駅は立て直されており、大部分は日本統治時代の面影を残していない。
本線は軌間762mmの狭軌鉄道であったが、新営-岸内間は軌間1,067mmの新岸線が平行して走っており、762mmと1,067mmの三線軌条となっていた。新岸線は台鉄貨物列車の入線が岸内まで認められていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「布袋線」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.