翻訳と辞書
Words near each other
・ 山口村 (埼玉県)
・ 山口村 (山形県)
・ 山口村 (岐阜県)
・ 山口村 (岩手県)
・ 山口村 (石川県)
・ 山口村 (長野県)
・ 山口村立山口中学校
・ 山口村立山口小学校
・ 山口東京理科大学
・ 山口東邦
山口松山堂
・ 山口果林
・ 山口果歩
・ 山口桂三郎
・ 山口梨沙
・ 山口森久
・ 山口森広
・ 山口椿
・ 山口槌夫
・ 山口次郎


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

山口松山堂 : ミニ英和和英辞書
山口松山堂[やまぐちしょうさんどう]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 
: [くち]
 【名詞】 1. mouth 2. orifice 3. opening 
: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [どう]
  1. (n,n-suf,n-pref) (1) temple 2. shrine 3. hall 4. (2) prefix to building meaning "magnificent" 

山口松山堂 : ウィキペディア日本語版
山口松山堂[やまぐちしょうさんどう]

山口松山堂株式会社(やまぐちしょうさんどう)は、岩手県二戸郡一戸町にある一戸駅駅弁を製造・販売する会社だった。2007年3月31日閉店。
== 沿革 ==
1931年(昭和6年)4月1日に仙台鉄道管理局より一戸駅での構内営業が許可され、駅弁の製造販売を開始した。
1960年代の前半頃に現在まで続く名物駅弁である「ロースカツ弁当」の製造・販売が開始された。1967年(昭和42年)には山口松山堂株式会社が設立された。
1970年代から1980年代にかけては、一戸駅構内営業のほか、北福岡駅(現・二戸駅)、金田一駅(現・金田一温泉駅)構内営業(立ち食いそば屋)や国道4号沿いにレストハウス「馬仙峡」なども経営していた。また1990年代前半まではエル特急はつかり」や急行八甲田」の車内でも駅弁販売を担当していた。その後、車内事業者が日本食堂(現・NRE)に統合されたが、「はつかり」の一戸駅での「ロースカツ弁当」の積み込みは残され、名物駅弁として旅行者に愛された。
2002年(平成14年)12月1日東北新幹線盛岡駅八戸駅間の開業により、「はつかり」が一戸駅に停車しなくなることから存続が危ぶまれたが、多くの愛好者の要望で、二戸駅から新幹線「はやて」を積み込みを行うことになり、車内販売が存続された。しかし一戸駅の頃とは違い、二戸駅まで輸送しなければならないため、最低2人の運転手を雇わなければならず、人件費が重なり2年連続で赤字を計上。更には製造をメインで担当する店主氏が体調を崩したため、2005年(平成17年)12月10日のJR東日本ダイヤ改正に合わせて二戸駅での積み込みを中止し、日本鉄道構内営業中央会を退会した。
末期は店主と従業員1名で、駅売りはせず、一戸駅から徒歩3分の所にある「山口松山堂」で注文すると「ロースカツ弁当」を味わうことができた。IGRいわて銀河鉄道線を利用して、訪れる旅行者も多かった。
2007年3月31日に廃業したが、実際には材料が残っていたため4月2日まで営業は行われた。
廃業後もしばらく店舗は残っていたが後に解体撤去され、2015年現在は一般民家と駐車場になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「山口松山堂」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.