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尾状核 : ミニ英和和英辞書
尾状核[びじょうかく]
caudatus nucleus
===========================
: [お]
 【名詞】 1. tail 2. ridge 
尾状 : [びじょう]
  1. (adj-no) tail 2. caudal
: [じょう]
  1. (n,n-suf) shape 
: [かく]
  1. (n,adj-no) nucleus 2. kernel 3. (pref) nuclear 
尾状核 : ウィキペディア日本語版
尾状核[びじょうかく]

尾状核(びじょうかく、)は、多くの動物の大脳基底核に位置する神経核である。尾状核は元々、自発運動のコントロールに主に関わっていると考えられていたが、現在では、脳の学習記憶システムの重要な部分を占めていると考えられている。
== 構造 ==

尾状核は脳の中心付近、視床の両側に存在する。脳の2つの大脳半球にはそれぞれ尾状核が存在する。尾状核はそれぞれアルファベットのCのような形をしていて、前方の尾状核頭が膨らんでおり、後方の尾状核体、尾状核尾にかけて細くなっている (尾状核の一部は''膝'' (genu) と呼ばれることもある〔E. H. Yeterian, D. N. Pandya, "Corticostriatal connections of extrastriate visual areas in rhesus monkeys," ''The Journal of Comparative Neurology'' 352(3):436-457, 1995. PMID: 7706560 〕)。
尾状核頭と尾状核体は、側脳室前角の底面の一部を形成している。尾状核頭の後部方向へと尾状核体をわずかに移動すると、尾状核尾が下方から前方に向かってカーブしていて、側脳室下角の上面を形成している。つまり、脳を冠状断 (顔面と同じ向きで切る) すると、尾状核尾と尾状核体 (または尾状核頭) の両方が現れる。
尾状核は解剖学的に他の多くの脳構造と関係している。尾状核は最内包前脚によってレンズ核 (淡蒼球被殻から成る) と分けられている。また、尾状核と被殻で線条体を形成している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「尾状核」の詳細全文を読む




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