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小山祐士 : ミニ英和和英辞書
小山祐士[こやま ゆうし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

小山 : [こやま]
 【名詞】 1. hill 2. knoll 
: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

小山祐士 : ウィキペディア日本語版
小山祐士[こやま ゆうし]
小山祐士(こやま ゆうし、1906年明治39年)3月29日 - 1982年昭和57年)6月10日)は、劇作家
広島県福山市笠岡町生まれ。誠之館中学(現福山誠之館高校)を経て慶應義塾大学法学部卒(1931年)。在学中は小山内薫に私淑、卒業後は井伏鱒二に紹介された岸田國士に師事した。
1932年(昭和7年)、菅原卓らと同人誌『戯作』を創刊。1933年(昭和8年)に発表した戯曲『十二月』が築地座で上演、翌1934年(同9年)の『瀬戸内海の子供ら』で第2回芥川龍之介賞候補に選ばれ、劇作家としての地位を確立した。この作品はチェーホフに学び、陰影の濃い台詞を福山地方の方言で描く手法で、戦争のにおい漂う瀬戸内の鬱屈した青春を描き、第2回芥川賞に決定と新聞発表までされながら、戯曲は対象外として取り消された事でも有名。1937年(昭和12年)、文学座創立に脚本家として参加。1942年(昭和17年)にはNHK嘱託となり放送劇も書いた。
戦後は、叙情的作風に、原爆公害問題を織り込む作風で活動。原爆の傷跡を描いた『二人だけの舞踏会』で1956年(昭和31年)、岸田演劇賞受賞。その他大久野島毒ガス製造問題を告発した『日本の幽霊』(1965年)、『泰山木の木の下で』(1962年)などを発表。戦争や原爆の暗い影を背負った人間の孤独を描写し続けた。
1968年(昭和43年)、芸術選奨文部大臣賞(文学評論)受賞。1975年(昭和50年)、紫綬褒章受章。
==著書==

*瀬戸内海の子供ら 白水社, 1935
*魚族 戯曲集 ぐろりあ・そさえて, 1940
*光つてる女たち 戯曲集 世界文学社, 1949
*一人の女優の歩んだ道 田村秋子共著 白水社, 1962
*小山祐士戯曲全集 全5巻 テアトロ, 1967-71
*女優の一生 杉村春子共著 白水社, 1970

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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