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小原日登美 : ミニ英和和英辞書
小原日登美[おばら ひとみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 

小原日登美 : ウィキペディア日本語版
小原日登美[おばら ひとみ]

小原 日登美(おばら ひとみ(旧姓・坂本)、1981年1月4日 - )は、日本の女子レスリング選手。2012年ロンドンオリンピック女子レスリング48kg級・金メダリスト。青森県八戸市出身。陸上自衛官(2012年8月現在の階級は1等陸尉)。
女子レスリング48kg級の坂本真喜子は妹、また女子レスリング67kg級の坂本襟いとこである。身長155cm。八戸工業大学第一高等学校-中京女子大学(現・至学館大学)卒。
== 経歴 ==
青森・八戸キッズでレスリングに取り組み、1998年に全国高校生選手権50kg級で優勝。1999年に全日本女子学生選手権51kg級と全日本選手権で優勝。2000年はアジア選手権で勝ったあと世界選手権で優勝。2001年に世界選手権連覇を達成した後、ひざの手術などで戦列を離れたが、2004年に復帰し、カナダカップとワールドカップで優勝した。2005年はワールドカップの出場を逃したものの、アジア選手権で優勝し、世界選手権で4年ぶりに優勝。全日本選手権でも勝利した。同年に第44期特体学生として自衛隊に入隊し自衛隊体育学校に所属する。2006年2007年の世界選手権で連覇を達成。
坂本が所属する51kg級は北京オリンピックで実施されないため、北京オリンピックは55kg級で出場を目指し、2007年1月の全日本選手権で吉田沙保里と対戦したが、完敗。同年4月のジャパンクイーンズカップ準決勝で坂本が松川知華子に敗れ、吉田が優勝したため、同年9月開催の世界選手権の55kg級の代表は吉田に決まった。世界選手権で吉田が優勝し、北京オリンピックの代表に決定したため、坂本が北京オリンピックに出場する可能性は消えた。
2008年の世界選手権での優勝を最後に現役を引退。11月11日、防衛大臣浜田靖一から、女性自衛官としては初となる第1級賞詞と第1級防衛功労章が授与された。現役引退後は妹真喜子の指導に当たっていたが、2009年12月26日、妹が結婚を機に競技生活から引退することを明らかにしたため、現役復帰を表明。48kg級でロンドンオリンピックを目指すこととなった〔自衛隊スポーツ2010年3月18日号、朝雲新聞社。〕。2010年9月に行われたレスリング世界選手権モスクワ大会で7度目の優勝を果たし、世界柔道選手権銅メダリストの國原頼子とともに防衛大臣北澤俊美から顕彰された〔女子2選手(体校)が快挙、世界レスリング・坂本が金 朝雲新聞社 2010年9月16日付〕。
2010年10月、元レスリング選手で海上自衛官の小原康司と結婚したことを公表すると共に現役も続行。夫は練習をビデオに撮るなどして日登美をサポートし続けた。2011年9月13日に登録名を結婚後の戸籍名である『小原日登美』に変更したことを発表した〔坂本日登美、名字を小原に変更/レスリング サンケイスポーツ 2011年9月14日閲覧〕。同月、イスタンブルで開催された世界選手権で8度目の優勝。12月の全日本選手権でも優勝し、ロンドンオリンピック女子48kg級の日本代表選手に決定した。
2012年8月9日、ロンドンオリンピック女子48kg級で悲願の金メダルを獲得した。また、このオリンピックを最後に引退することを表明した。ロンドンオリンピックでの金メダル獲得により、防衛大臣森本敏から2度目の第1級賞詞が授与され、同年に青森県県民栄誉賞・八戸市民栄誉賞・彩の国スポーツ功労賞(2度目)・紫綬褒章も受章した。2度目の第1級賞詞受賞は、三宅義信以来史上2人目となる〔レスリング金の小原&米満が自衛隊名誉賞 ニッカンスポーツ 2012年8月28日〕。
2014年10月、第1子を出産した〔朝日新聞 2014年10月4日朝刊14版 21面〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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