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尋常海綿綱 : ミニ英和和英辞書
尋常海綿綱[ひろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひろ]
 (n) fathom
: [とわ, じょう]
  1. (adj-na,n) eternity 2. perpetuity 3. immortality
海綿 : [かいめん]
 (n) sponge
綿 : [わた]
 【名詞】 1. cotton 2. padding 

尋常海綿綱 ( リダイレクト:普通海綿綱 ) : ウィキペディア日本語版
普通海綿綱[ふつうかいめんこう]

普通海綿綱(ふつうかいめんこう、学名: Demospongiae)は、海綿動物門で最も大きなである。尋常海綿綱とも呼ばれる。骨格は、タンパク質スポンジンと鉱物シリカの一方あるいは両方の繊維で構成されるで作られている。シリカの針状体は、六放海綿綱のものとは異なる形状をしている。普通海綿綱は海綿の全てののうち90%を含んでおり、構造は主にロイコン型(leuconoid)である。
普通海綿綱には、大型の海綿の全てを含む多くの多様ながある。ほとんどは海洋性であるが、一部には淡水環境で生きるものもある。一部の種は鮮やかな色をしており、形状も多様性がある。最も大型の種は幅を越える〔。有性無性の両方で生殖を行う。
==分類==
普通海綿には古くからの歴史があり、普通海綿の化石キオゲニアンスノーボールアース」期末の先カンブリア時代堆積層に初めて現われる。その存在は、海綿そのものの直接的な化石よりも、海綿の細胞膜に特徴的な炭化水素マーカーであるステランと呼ばれる化石化ステロイドによって検出される。新原生代末に至るまで普通海綿の化学的な化石記録は、1億年に渡って連続して見られる。最も初期の海綿を有するはカンブリア紀初期から始まり、シベリア南東部で見られる(約530-535 Ma)の始まりにおけるおよび石灰化微生物で構築された小さなバイオハームによって実証されている。大規模な放散はカンブリア紀前期に起こり、更なる大規模な放散がおそらくカンブリア期中期からオルドビス紀に起こった。
現生普通海綿綱は、14の目、88の科、500の属、8000を越える記載種に体系化されている。
Hooperおよびvan Soestは以下に示すように普通海綿を目に分類した。

* 同骨海綿亜綱 Bergquist 1978
 * 同骨海綿目 Dendy 1905
* 四放海綿亜綱 Tetractinomorpha
 * 有星海綿目 Sollas 1888
 * コンドロシダ目 Chondrosida Boury-Esnault & Lopès 1985
 * 硬海綿目 Topsent 1894
 * イシカイメン目 Lithistida Sollas 1888
 * 螺旋海綿目 Bergquist & Hogg 1969
* 角質海綿亜綱 Ceractinomorpha Levi 1953
 * 棘輪海綿目 Agelasida Verrill 1907
 * 樹状角質海綿目 Minchin 1900
 * 網角海綿目 Dictyoceratida Minchin 1900
 * 磯海綿目 Gray 1867
 * ハリサルカ目 Halisarcida Bergquist 1996
 * 単骨海綿目 Topsent 1928
 * 多骨海綿目 Topsent 1928
 * ヴェロングラ目 Verongida Bergquist 1978
 * ヴェルティシリティダ目 Verticillitida Termier & Termier 1977
しかしながら、分子的証拠は同骨海綿亜綱 (Homosclromorpha) がこの分類には属さないこと、その他の分類も改訂が必要であることを示唆している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「普通海綿綱」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Demosponge 」があります。




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