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安西 勝一（あんざい しょういち、1963年7月2日 - ）は、将棋棋士。東京都板橋区出身。佐瀬勇次名誉九段門下。棋士番号174。 == 棋歴 == * 羽生善治と同日に四段に昇段した（1985年12月18日奨励会例会にて）。 * 2004年4月より女流育成会幹事を務めた。（2009年3月末、女流育成会の廃止により退任） * プロ入り以来、順位戦との相性が悪く、C級2組に19期在位して最終局まで昇級争いに残ったのは第50期（1991年度）のみ〔有森浩三と石川陽生の昇級が確定し、残り1枠が争われる状態で迎えた最終局、1敗で丸山忠久、2敗で丸山より順位が高かった中田功、安西、畠山鎮が昇級の可能性を残しており、安西は自身が勝ち、丸山、中田がいずれも負けていたらC級1組に昇級していたが、平藤真吾に敗れ脱落した。〕、第63期（2004年度）で降級点の累積が3点となり、規定によりフリークラスに降級し、41歳の若さで順位戦への参加資格を失ってしまった。 * 順位戦を除く棋戦では、コンスタントに実績を残している。第32期（1990年度）王位戦では予選を勝ち上がり挑戦者決定リーグに白組で出場。3回戦終了の時点でリーグ陥落が確定していたものの、最終戦でそれまで4戦全勝だった郷田真隆〔郷田は翌期に史上最低段位（四段）で王位を獲得する。〕に勝ち、郷田のリーグ全勝を阻止し中田宏樹とのプレーオフにもつれ込ませる〔プレーオフは中田が勝利、挑戦者決定戦でも中田が小林健二に勝利して、当時の王位・谷川浩司への挑戦者となったため、安西が郷田に与えた黒星は、結果的に王位戦七番勝負の歴史に大きな影響を与えたと言える。〕と同時に、自身のリーグ全敗を回避した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「安西勝一」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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