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安常（やすつね、波平 安常（なみのひら やすつね）、生没年不詳）は江戸時代延享－明和期・薩摩の刀工。本名：橋口四郎兵衛。 波平58代・安国の長男。本家を継ぎ波平59代となった。 銘：「波平安常」初銘は「安和」。 息子は波平60代・ 行安。 大和守安行と並び新刀波平を代表する刀工。新刀期以降の波平としては唯一重要刀剣となっている作品がある。作風はよく詰んだ板目の地鉄に柾目がかかり地沸良くつく。刃紋は直刃調、互の目が交じり足が入る。匂深く沸厚く荒沸交じり砂流し入り、いわゆる芋蔓を呈する。帽子は小丸または中丸に返り、茎鑢目は檜垣、鷹の羽。先栗尻。 == 参考文献 == *得能一男『刀工大鑑決定版』 *福永酔剣『薩摩の刀と鐔』 *鹿児島県歴史資料センター黎明館『黎明館企画特別展 薩摩刀と島津家伝来の名刀』 *鹿児島県歴史資料センター黎明館『「薩摩刀 波平―武の国の刀工―」記念 図録 薩摩刀 波平』 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「安常」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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