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妃英理 : ミニ英和和英辞書
妃英理[きさき えり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
 【名詞】 1. princess 2. consort 
: [り]
 【名詞】 1. reason 

妃英理 : ウィキペディア日本語版
妃英理[きさき えり]

妃 英理(きさき えり)は、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画作品、およびそれを原作とするテレビアニメなどのメディアミックス名探偵コナン』の作品に登場する架空の人物。米国版での名前はEva Kadan
== 人物 ==
毛利蘭の母親で、毛利小五郎の別居中の妻。現在は「妃法律事務所」を経営している弁護士。黙っていても注目を集めるほどの美女であるが、法廷での無敗記録を更新中の敏腕弁護士で、「法曹界の女王(クイーン)」という異名を取る。年齢は38歳〔初登場時は37歳で、後に誕生日の話が描かれて38歳となる。ただし、本作の時間経過は1年をループする方式となっている。〕。誕生日は10月10日〔作中でコナン(新一)以外に誕生日が明確に設定されている唯一の人物である。〕。娘の蘭たちの通う帝丹高校出身であり、夫の小五郎と江戸川コナン(工藤新一)の母親で友人の工藤有希子と同級生である。愛車は、ミニクーパー4速M/T)。
極めて頭脳明晰で、民法・刑法を暗唱できるほど記憶力にも優れており、高校1年当時に東都大学の入学試験を満点通過してハーバード大学への留学を薦められたことがある。推理力も高く、コナンのアドバイスで事件を解決することもある〔劇場版『銀翼の奇術師』では、コナンが小五郎に放った時計型麻酔銃の麻酔針が誤って命中してしまい、急遽探偵役となって事件を解決したこともある。〕。運動神経もそこそこあり、小五郎からは一本背負いを教わっている〔本人は、小五郎のお陰で得たものは「娘の蘭と一本背負いぐらい」と語っている。〕。
頭髪は腰まで届く茶髪(アニメでは2003年〔単行本第40巻File10「小五郎大失態」 - 第41巻File3「闇の男爵夫人登場!」(アニメ333話 - 334話「似た者プリンセス」)。〕から2007年〔アニメ489話「法廷の対決III 目撃者は検察官」(アニメオリジナル)。〕まで黒髪)のロングヘアを、まとめてアップヘアにしている。なお、仕事の関係から昼間に美容院へ通うことは難しいようで、夜間に通って贔屓(ひいき)にしていた美容院の店員に、偽装殺人の証人として利用されたこともある〔単行本第59巻File2「音」 - File4「力学とアリバイ」(アニメ505話 - 506話「弁護士妃英理の証言」)。〕。
小五郎とは幼馴染で、大学在学中に結婚して家庭を築くが、7年後に別居する。別居前は、小五郎が出かけるときにネクタイを直してあげるほど夫婦仲は円満だったようである。現在は旧姓の「妃」を名乗っているが、小五郎とはあくまでも別居中の関係であり離婚したわけではないので、戸籍名は「毛利英理」である〔プロ野球チームジャガーズのファンである英理のため、小五郎がジャガーズの能勢利三(声 - 石井康嗣)から「毛利英理さんへ」と書かれたサインボールを貰っている。また、自分の飼い猫のことを獣医に相談したときや、盲腸で入院したときにも毛利姓を名乗っている。〕〔小五郎とは別姓であるうえに別居生活中であるため、彼の妻と思われない場合がある。有希子には小五郎と離婚したと誤解され、横溝警部には姓が違うことを指摘された。伊豆旅行で小五郎が自分のファンだという女子大生2人を連れて自分の家族を紹介した際には、英理は「元妻の英理です」と皮肉を言った。〕。小五郎とはたまに会っても互いに悪口を言い合い意地を張っているが、彼のことは内心想っており、助けを求められたりすると仕事があってもなんとか助けようとすることがある。結婚指輪を着けていることについては、本人は「うっとうしい男を近づけないための虫よけ」と言っている〔砂浜で結婚指輪を無くしてしまった際には、わざと外して小五郎が気付くかを試す旨を言い張り、気付く素振りのない彼に愛想を尽かしかけたが、実は密かに見つけ出してくれていたことを知り、小五郎のことを見直すようになる。しかし、最後は女好きな性格に呆れて関係修復までには至らなかった。〕。また、小五郎の身体を気遣う行動も見られたり、結婚記念日にはネクタイを贈ろうとしたり(未遂に終わった)、初デートの衣装を着て会いにいこうとしたりしている〔同様に小五郎も初デートの衣装に身を包んでいたが、結局は会うのを止めたため、お互いにこのことを知ることはなかった。〕。小五郎が殺人事件の容疑者にされたうえ、犯人だという結論が出た際には、ひどく取り乱したこともあった。また、劇場版『瞳の中の暗殺者』で蘭が記憶喪失を発症した際にも小五郎と共に蘭のケアを懸命に行うなど、家族を大事にしている。
娘の蘭には、幼馴染と探偵には気をつけるように言っている〔自身の経験と蘭の交友状況から、それぞれ小五郎と新一のことを指している。ただし、小説版『工藤新一への挑戦状』では蘭が新一と将来結ばれることを望んでいる描写もある。『特別編』では蘭に「(結婚するなら)コナンくんみたいなしっかりした男性を選びなさいよ」と言っている。〕。コナン(新一)にとっては、幼少時に蘭と共に厳しく叱られた記憶も相まって苦手な存在である〔コナンいわく、「体が無意識のうちに拒否反応を引き起こす」とのこと。〕。なお、初登場の際にコナン(新一)は10年会っていなかったこともあり、英理の顔を完全に忘れていた〔現在のところ、原作・アニメでは別居後からコナンになるまでの間に新一と英理が会ったというエピソードはないが、ドラマや小説では新一はコナンになる100日前に英理と一緒に旅行に出かけていたり、OVAでは英理の事務所を小学生時代の新一が訪れていたりする。〕。一方、英理は別居中に毛利家に居候したコナンを可愛がっており、彼の正体が新一であることこそ知らないものの、コナンとしての初対面時から普通の子供でないことを看破しており、事件に遭遇した際にも彼の推理力と知識量を活かして一緒に事件を推理したり情報を提供したりもする。
考えをまとめる際には、音楽を聴く癖がある。
編み物が得意であるが、料理は家族や知人に恐怖されるほど、極めて下手である〔劇場版『14番目の標的』では、怪我の痛みを堪えて心をこめて作った料理を小五郎に食べさせたところ、あまりの不味さに怒った小五郎に「こんなもん作るくらいならさっさと寝てろ!」と酷評された(英理の体を気づかったとも受け取れるように描かれている)ことが彼女の怒りに火をつけ、その大喧嘩が別居の一因になったと語られている。劇場版『瞳の中の暗殺者』では、蘭に代わってビーフシチューを作ろうとしたところ、コナンは顔を真っ青にして小五郎は「麻雀の約束がある」と言って逃亡を試みている。ドラマの単発第3作では新一はもちろん蘭も嫌がり、共に「スタイルが気になっている」ことを口実に食べるのを断っていた。原作でも、小五郎が味については「特徴的な味」、「一風変わった味」、「食えた物じゃない」といった表現を用いている。〕。『特別編』に登場した英理の友人は、「英理は昔から家庭的なことはぜんぜんダメだった」と蘭に話している。このことからも、料理だけでなく家事全般が苦手ということが示唆されている。
美人でなおかつ頭脳派ということもあってライバルも多く、高校生時代には工藤有希子とミスコン対決を繰り広げた。ただし、有希子とは張り合うことはあるものの、仲は非常に良好である〔『名探偵コナンダイジェストブック』では、「親友」と書かれている。また、単行本40巻、41巻収録の「似た者プリンセス」での2人のやり取りからも、仲が良好であることがうかがえる。〕。また、アニメオリジナルストーリーでは、「検察のマドンナ」と評される検察官九条玲子と法廷の戦いを繰り広げている。玲子とは現在までに3回戦い、いずれも勝利して無敗記録を更新した〔この法廷の戦いは、九条が無敗記録を更新し続ける英理にストップを掛けようとしたことが始まりである。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「妃英理」の詳細全文を読む




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