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外のふくらみ : ミニ英和和英辞書
外のふくらみ[そとのふくらみ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [そと, ほか, げ, がい]
 【名詞】 1. other place 2. the rest 

外のふくらみ : ウィキペディア日本語版
外のふくらみ[そとのふくらみ]

外のふくらみ』(そとのふくらみ)は、つげ義春による日本漫画作品。1979年5月に、北冬書房の刊行する不定期刊行本『夜行8』に発表された全15頁からなる短編漫画作品である。
== 解説 ==

1979年、つげ義春42歳のときの作品。当時つげはノイローゼ状態のまま書いていた。この年にはこの作品のほかに『必殺するめ固め』、『会津の釣り宿』、『ヨシボーの犯罪』、『魚石』の5作品を描き上げている。元になった夢は「つげ義春とぼく」(晶文社1977年に収録されている。
夢の散歩』に始まり、『夜が掴む』、『アルバイト』、『コマツ岬の生活』と続いたを題材にしたいわゆる「夢もの」作品の第5作目。元はカラー作品であった。これはつげがカラーで描いて白黒で出したいとの願望を持っていたが、編集者との間で「せっかくカラーで描いてもったいないから、カラーで出しましょう」という話にまとまり、カラーで発表したものである。
夢を再現したものだが、『夜が掴む』とこの作品では、意味のようなものの表現を意図した。『コマツ岬の生活』や同年9月発表の『ヨシボーの犯罪』では、夢をなぞっただけであったが、この作品では単に夢をなぞるだけではないという気持ちで描いた。ふくらみの感触や不安定感の表現に大変苦労し、ペンだけでの表現は無理で色彩を用いたと北冬書房の編集者の権藤晋は推測している。つげ自身も、この感触を具体的な絵で表現するのは難しいと感じていた。全体にソフトフォーカスがかかったようなぼんやりしたタッチ曲線を多用した絵柄が特徴的で夢の感触を表現している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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