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塩谷義綱 : ミニ英和和英辞書
塩谷義綱[しおのや よしつな]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぎ]
 【名詞】 1. justice 2. righteousness 3. morality 4. honour 5. honor 

塩谷義綱 : ウィキペディア日本語版
塩谷義綱[しおのや よしつな]
塩谷 義綱(しおのや よしつな、永禄3年1月20日生 - 寛永8年12月9日没〔矢板市史掲載『秋田塩谷系譜』に基づく。但し、生年については、永禄2年(1559年)説あり。〕)は、戦国時代後期の宇都宮氏重臣。下野国川崎城城主。塩谷義孝の子で、母は宇都宮広綱の養女〔秋田塩谷系譜は『芳賀右兵衛入道の娘』と記す。〕。庶兄に義通福原晴資の妻となった同腹の妹がいる。通称は弥六郎。伯耆守、民部大輔。子に貞綱守綱
==略歴==

塩谷義孝の嫡男として生まれるが、5歳の時〔『川崎塩谷伯耆守実録』によれば6歳とあり。永禄2年生年説の根拠のひとつとなっている。〕、永禄7年10月6日の夜、叔父孝信の謀反により、居城の川崎城で父義孝が暗殺されると、家臣の大沢康勝の助けにより川崎城を脱出し、山本上総介の居城宇都野城(鳩が森城)に落ち延びる。その2年後の永禄9年(1566年)に川崎城を奪還し、帰還する。
その後、天正2年(1574年)11月に家督を相続する。〔義孝の死から家督相続までの10年間については、庶兄である義通が家督を繋いでいたと考えられている。〕
塩谷氏と隣接する那須氏との争いは、天正13年(1585年)に宇都宮国綱佐竹義重結城晴朝連合軍と那須資晴による薄葉ヶ原の戦いに発展した。
天正17年(1589年6月29日聚楽第において豊臣秀吉に謁見。所領を安堵されるも、翌年には家臣である岡本正親と庶兄の義通が秀吉の後援を得て独立したため、実質的な減封となった。
その後の義綱の処遇については諸説ある。
天正19年(1591年)に宇都宮国綱が領内の「城割」を実施して真岡城芳賀氏の除いた重臣の城を没収している。これは宇都宮氏が改易された直後の江戸時代初頭に同氏と関係の深い伊勢神宮御師・佐八氏が作成した『下野国御旦那帳』の中で、益子城上三川城・川崎城・祖母井城笠間城の城主が全て宇都宮国綱の近臣に変更されたとする記述と合致する。『下野国御旦那帳』によれば宇都宮国綱の側近である籠谷伊勢守が川崎城の城主になったという。また、塩谷義綱が『下野国御旦那帳』を作成した佐八氏と交流があったことが確認でき、文禄2年(1593年)に義綱の家臣である青木景秀が佐八氏に対して「牢倒」を理由に進納額の減少する旨の書状を送っており、このことも同年段階に塩谷義綱が川崎城主ではなかったことを示しているとみられている〔江田、2014年、P190-192〕。また、文禄2年9月に宇都宮国綱を訪問した佐竹義宣の家臣・大和田重清の日記によれば、塩谷義綱ら宇都宮氏の重臣が居城を没収された後、宇都宮城の城下に集住していたとされている〔江田、2014年、P25〕。
だが、秋田塩谷系譜によれば、文禄4年(1595年2月8日に秀吉により改易が命じられ、この時に川崎城を立ち退いており、慶長2年(1597年1月2日には佐竹義宣の家臣として初出仕している。改易の理由は不明だが、この時に川崎城は廃城になっており、もし、宇都宮家により川崎城を退去させられたのであれば、文禄4年に宇都宮領となっていた川崎城が廃城となる事は考えられず、宇都宮城下に住んでいたのも、一族である義綱の身柄を宇都宮家が預かっていただけであり、宇都宮家により川崎城主を替えられたとする説は、諸説のひとつという扱いになっている。
関ヶ原の戦いの後、主君の佐竹氏が秋田に転封となると、義綱は、佐竹氏の重臣として十二所城代となり活躍した。
寛永8年(1631年)12月9日没。享年72〔『川崎塩谷伯耆守実録』の記述に基づき、享年を73とする説もある。〕。戒名は永久院殿年華秀万大居士。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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