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塩化チタン(IV) : ミニ英和和英辞書
塩化チタン(IV)[えんかちたん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

塩化 : [えんか]
 【名詞】 1. chloride 
: [か]
 (suf) action of making something

塩化チタン(IV) : ウィキペディア日本語版
塩化チタン(IV)[えんかちたん]

塩化チタン(IV)(えんかチタン、titanium(IV) chloride)は化学式 TiCl4 で表されるチタン塩化物で、融点 −25 ℃、沸点 136.4 ℃ の無色から淡黄色の液体。四塩化チタンとも呼ばれる。CAS登録番号と反応して酸化チタン(IV)塩化水素を生じる。空気中の水分とも反応して塩化水素の白煙を生じる。
工業的にはチタン鉄鉱またはルチル鉱石コークス塩素とともに炉で 900 ℃に熱して粗塩化チタン(IV) を作り(クロール (Kroll) 法、塩素法)、これを蒸留精製して純粋なものを得る。塩化チタン(IV) は主に顔料化粧品の原料として利用される酸化チタン(IV) を生成するのに使われる。
有機化学ではルイス酸として向山アルドール反応などに利用されるほか、オレフィン重合に用いる触媒であるチーグラー・ナッタ触媒の原料としても使用される。
変わった用途として、空気中の水分と反応して白煙を生じる特性を活かし、特撮映画において煙の表現に使われる。火薬や火を使わずに対象物から煙を出せるので、破壊されたミニチュアセットや怪獣やヒーローがやられた表現演出に最適なのである。撮影現場では筆で直接塗ったり、注射器で適量をかけたりして使う。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「塩化チタン(IV)」の詳細全文を読む




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