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地図記号 : ミニ英和和英辞書
地図記号[ちずきごう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地図 : [ちず]
 【名詞】 1. map 
: [ず]
  1. (n,n-suf) figure (e.g., Fig 1) 2. drawing 3. picture 4. illustration 
: [き]
 (n,n-suf) chronicle
: [ごう]
  1. (n,n-suf) (1) number 2. issue 3. (2) sobriquet 4. pen-name 

地図記号 : ウィキペディア日本語版
地図記号[ちずきごう]
地図記号(ちずきごう)とは、地図において、地形道路施設土地の状況などを表現するための記号である。狭義にはシンボルマークだけを指すが、等高線や行政界を示す境界線なども地図記号である。具体例については「地図記号の一覧」を参照。
== 概要 ==
地図記号には建物を表す建物記号、土地の状況を表す植生記号のほか、道路鉄道などの路線記号、鉱山などを表す特定地区記号、陸地河川などの地形表記図、国境県境などの行政界、ダム鉄塔といったその他人工構造物記号がある。
そのほか土地測量の基準となる基準点記号も含まれる。建物記号の場合には、そこにある建物一点を指すが、植生記号の場合には、その記号周辺の一定のエリアを意味する。記号の由来には、そこにある事象の形状を記号化したもの(例:日本の場合、温泉など)、そこにある事象の役割・機能を連想させるもの(例:日本の場合、税務署病院など)、さらにそのどちらにも分類できない記号(例:日本の場合、市役所など)もある。
地図記号は、地図を製作した機関、国、時期、縮尺、図式などによって異なっており、統一されたものは存在していない。
そのため地図には凡例()と呼ばれる記号一覧が付属するのが一般的である。地形図のように一枚ものの地図で、同じ形式の図面が多数発行される場合は、用紙の都合で凡例を省略したり別冊子にする事も多いが、近年では裏面を使ってでも凡例を載せる例も多く見受けられる。
地図記号の目的の一つは、狭い紙面の中に出来るだけ多くの情報を分かりやすく盛り込むことにある。等高線や地形、道路、建造物などが重複しているケースが多く、さらに建物の用途や国道番号などを示す必要もあるため、記号で効率よく表現している。しかし逆に、空港のように広大な敷地がひとつの目的で使用される場合は、記号を使うまでもなく直接「××空港」と記入すればよい。大きな敷地を持つ総合大学も中縮尺以上では、大学記号を使わず大学名で表示する事が多い。
地図記号のもうひとつの目的は、小さ過ぎるものを分かりやすく表現する事にある。中縮尺以下の地図では、道路をその縮尺で表現しても細すぎて見づらいので、実際より誇張した表現をする。一般民家も小さ過ぎるので誇張表現をするか、「民家が続く地域」としてひとまとめに表現する(総描)。しかし大縮尺では道路も建物も縮尺通りに描くことが可能になり、建物の総描や幅員別の道路記号が必要なくなる。ほとんど点である基準点や記念碑なども誇張表現の側面がある。
色分けで情報を伝えるというのも地図記号の一部に含まれる。多数頒布される地形図については、以前は色数を抑える必要があり、少ない色数で見やすくするための工夫がなされた。しかし手書きや版画の時代でも、枚数が少なくてよい場合は多色刷りで見やすさを確保していた。現在では色数を増やす手間が小さくなったので、多色化の傾向にある。
さらに「何を描かないか」も、記号ではないが地図作成上のひとつの基準となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「地図記号」の詳細全文を読む




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