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国枝桃子 : ミニ英和和英辞書
国枝桃子[くに]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [くに]
 【名詞】 1. country 
: [もも]
 【名詞】 1. peach 2. prunus persica (tree)
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

国枝桃子 ( リダイレクト:すべてがFになる ) : ウィキペディア日本語版
すべてがFになる[すべてがえふになる]

すべてがFになる』(すべてがエフになる、''The Perfect Insider'')は、推理作家森博嗣のミステリー小説。第1回メフィスト賞1996年)受賞作。S&Mシリーズの第1巻。
森博嗣のデビュー作であるが、もともとはシリーズ第4作として構想された。デビュー作は派手なほうがよいとの編集部の意向により、第1巻として刊行された。当初は『すべてがFになる日』として執筆されたが、編集部の意見により最終的にこのタイトルに決定した。
浅田寅ヲ作画による漫画化、KIDによるゲーム化もなされている。2014年10月から12月までテレビドラマが、2015年10月から12月までテレビアニメが放送された。
2015年時点で講談社ノベルス版と講談社文庫版を合わせた累計発行部数は78万部。
== ストーリー ==
犀川研究室の旅行で、愛知県にある妃真加島(ひまかじま)〔実在の日間賀島と同音だが、架空の島。〕に向かった犀川創平と研究室の面々。犀川の恩師の娘である西之園萌絵も研究室の正式なメンバーではないが参加していた。妃真加島にはその所有者である真賀田家が設立した真賀田研究所があり、実は萌絵は愛知県知事夫人の叔母の縁故もあって研究所と多少の関わりがあった。
真賀田研究所には優秀な研究者が集い、彼らなりの論理・生活形態とそれを許容する環境の下で精力的に研究を進めている。その頂点に君臨するのが、真賀田四季博士。彼女は現存する最高の天才で、名実ともに研究所の活動の中心人物であったが、過去に犯した殺人によっても有名人物であり、研究所の一画に隔離されている存在でもあった。
萌絵の提案で犀川は萌絵と共に研究所を訪れたが、そこで不可思議な死体が姿を現す。死体は真賀田四季で、ウェディングドレスに身を包まれP1ロボットに固定されており、更には手足が切断されていた。自殺が疑われたが、その場に現れた医師の弓永富彦は死後2、3日経過していると判断し、遺体の状態から見て自殺ではなく殺人であるとの見解を示す。同時に、研究所のサブシステムのデボラや研究所独自のOSであるレッドマジックは制御不能になり、メール・電話共に発信できないなど異常をきたしていた。その後、所長の進藤清二が四季の妹である真賀田未来を連れて研究所のヘリポートに到着し、進藤は警察に連絡すべく再び研究所を発つ。しかし、いくら待っても進藤が現れない事を不審に感じた犀川たちはヘリポートへと向かい、停留していたヘリコプターの中から進藤の刺殺体を発見する。また、ヘリの無線は破壊されていた。これにより警察への通報は不可能となった。
警備員の望月俊樹の提案により、犀川・弓永・望月・山根の4人は四季の部屋へ入室する。室内は特に異常が見られなかったが、四季の仕事部屋でパソコンを発見し起動させる。すると、スケジュールカレンダーの中から昨日の日付の部分から「すべてがFになる」という一文を見つける。更に、犀川が見つけたという名のフォルダには四季と四季の中の別人格である栗本其志雄佐々木栖麻とのやり取りが残されており、その中で交していた会話の通りにパソコンにはレッドマジックとコンパイラ以外残されていなかった。
四季の部屋を出た後、萌絵は所長夫人の進藤裕見子から四季が両親を殺害した時の状況や、四季が亡くなった双子の兄の真賀田其志雄と、アメリカに滞在していた際の世話人だった森川須磨、人形の名前である真賀田道流の三人の振りをすることなどを聞く。
その後も防犯カメラを見返したり、過去に四季の部屋に届いた荷物を調べてみても不審な点が見当たらず、不可解な点は解消されないままだった。犀川と萌絵は一度、ゼミ旅行中の研究室の面々のもとに戻り一連の出来事を伝える。午後二時頃、犀川と萌絵を迎えに来た副所長の山根幸宏は、犀川にクライアントとの契約を控えているからこの四季が殺害されたことを1週間黙っていて欲しいと申し出る。犀川はそれを一度は断ってしまうが、萌絵の提案で、犀川は山根に警察が来る前に自分たちで調べさせてほしいと申し出る。山根はこの申し出を承諾し、以後犀川と萌絵は山根の知り合いで、萌絵は犀川の秘書として行動することになる。犀川と萌絵は、徹底して所員たちに聞き込み、防犯カメラの映像も再度確認する。犀川は再び四季の部屋に入室するが、室内にあった百科事典や文学全集が全て15巻までしかない事に気付く。
翌日、現状を打開するため、山根はOSをレッドマジックからUNIXに切り替えることを決断する。OSの切り替えは11時頃に行われ、無事に切り替えが終わると外部への連絡も復活する。通報後、しばらくして刑事の芝池や萌絵の叔父で愛知県警本部長の西之園捷輔をはじめとした総勢100人程度の捜査員が研究所に到着する。島田とのインタビューを約束していた女性誌記者の儀同世津子もやってくる。警察の捜査が進められて行く中、犀川は真相が少しづつ見え始めていた。一方、島田はシステム切り替え時より姿が見えなくなっていた山根を、山根の部屋のバスルームで発見する。山根は胸を刺され服を着たまま倒れていた。
犀川はカメラの記録映像を調べると、今日記録されたデータのうち、12時からの1分間だけデータが抜け落ちている事に気付く。そして、捷輔に犯人と犯行の説明が出来ると話し、今回のレッドマジックの暴走の原因も突き止める。レッドマジックにはタイムカウンターが付いており、稼働し始めた時からカウントダウンが始まり、16進法で使用可能な4乗の最大値65536より1つ小さい数で10進法で表した時の単精度型整数の最大値65535〔0からカウントした場合、数は1小さくなる。〕、これを16進法に変換した時の値FFFFになるまでカウントされ、すべて桁がFになると黄色いドアを開かなくして既定の時刻で開くようにプログラムされていた。すべてがFになるのFはFifteenを意味していた。
約束の時間になると、VRカート上に四季が現れる。四季は進藤と山根、そして進藤との間に身籠った名前のない娘の3人を殺害したことを認める。四季は部屋から出ることが無かったため生まれた子供には名付けなかった。子供には15より大きな数字を教えず、人間は15年までしか生きられない事と〔部屋にあった文学全集などが全て15巻までしか無いのはこのためである。〕、14歳になったら両親を殺すように言い聞かせていたが、娘がそれを実行しなかったため計画を変更して四季が娘を殺した。この時に指紋を隠すために手足を切断する。死体をP1ロボットで部屋の外に出して外で騒ぎになっている隙に部屋を抜け出して、所長室から「真賀田未来を連れて帰る」とメールを送った後、ヘリコプターの機内で進藤をナイフで刺す。そして、その後髪を短く切り真賀田未来を装っていた。所内では脱出方法を考える時間が確保されている事と、プログラムリセットが行われないことと、自身の死を隠すことは想定していたが、犀川と萌絵が関わってきたことが計算外の厄介な問題になり、更にはタイミング悪く山根がレッドマジックの仕組みに気付きOSを切り替えようとしたことで、計画の妨げになる事からやむを得ず殺害し、システムのリセットを11時までに引き延ばす。リセット後、警察が到着する前に研究所を出て世津子と入れ替わる形で船に乗って妃真加島から脱した。
それからお盆の終わり頃の日曜日に犀川は大学の図書館で四季に出会う。四季と会話を交わした後、四季はその場に現れた男たちに連行された。
* 作品世界中で1994年の夏に起こった事件。現実の1994年はインターネットwwwが世間に認知される直前にあたり、コンピュータやネットワークについて知識を持つものは少数であった。
* 犀川、萌絵、真賀田四季は、その後の森博嗣作品にも陰に陽に現れる重要なキャラクタである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「すべてがFになる」の詳細全文を読む




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