翻訳と辞書
Words near each other
・ 古川のぼる
・ 古川ふじまつり
・ 古川まつり
・ 古川もとあき
・ 古川やすし
・ 古川りか
・ 古川れもん
・ 古川インターチェンジ
・ 古川オフトーク通信
・ 古川オフレールステーション
古川タク
・ 古川バイパス
・ 古川バイパス (宮城県)
・ 古川バイパス (岐阜県)
・ 古川ユミ
・ 古川ロック
・ 古川ロッパ
・ 古川ロッパ昭和日記
・ 古川一郎・二三子
・ 古川中学校


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

古川タク : ミニ英和和英辞書
古川タク[ふるかわ たく]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふる]
 【名詞】 1. used 2. secondhand
古川 : [ふるかわ]
 【名詞】 1. old river 
: [かわ]
 【名詞】 1. river 2. stream 

古川タク : ウィキペディア日本語版
古川タク[ふるかわ たく]

古川 タク(ふるかわ たく、本名:古川 肇郁(ふるかわ ただいく)、1941年9月25日 - )は、三重県上野市(現・伊賀市)出身の日本の男性アニメーション作家、イラストレーター絵本作家である。三重県立上野高等学校大阪外国語大学イスパニア語学科卒業。日本アニメーション協会(JAA)会長。
==来歴・人物==
アニメーションからイラスト、漫画と活躍は多岐に渡る。個人製作によるシンプルな画風ととぼけたユーモアのアニメーションで世界的な評価を受けた。線画タッチの作品が多いのはソール・スタインバーグの影響。日本ではNHKの『みんなのうた』を定期的な作品発表の場とした。技法の面では、1830年代初頭のヨーロッパで発明されたアニメーションの元祖ともされる「フェナキスティスコープ(Phenakisti-Scope)」を復興。絵を描いた円盤を回転させる原理というは分かっていたものの、具体的な製作方法が不明だったフェナキスティスコープを試行錯誤の末に再現することに成功して、1974年に「おどろき盤」と名付けた。これを用いたアニメ『驚き盤』で、1975年アヌシー国際アニメーション映画祭審査員特別賞を受賞した。フェナキスティスコープゾートロープを用いたジャンルでは第一人者である。
手塚治虫に憧れて、三重県での高校時代から漫画を描き始める。大学在学中は大阪外国語大学に籍を置きつつ、上京して、TCJ(現・エイケン)で働いた。テレビアニメ鉄人28号』の制作初期に参加したという。当時の日本は個人作家によるアートアニメーションの勃興期でもあり、古川も、和田誠柳原良平によるCMアニメーションや、上映会で見たノーマン・マクラレンの『線と色の即興詩』や久里洋二の『人間動物園』などに魅せられて、アートアニメーションの世界を志すようになる。大学卒業後の1964年に久里洋二が主宰する洋二実験漫画工房へ入社し、本格的にアニメーション技術を学び始める。この頃、横尾忠則、和田誠、宇野亜喜良、伊坂芳太良のアニメーションを手伝ったことは良い経験になったという。洋二実験漫画工房に3年余り在籍した後、1968年に独立。個人で自費出版をしたり個展を開催、小さなイラストの仕事をこなしながらアニメーションを自主製作した。1969年にアヌシー国際アニメーション映画祭に出品した『牛頭』が入選したことで、やがてNHKから『みんなのうた』のアニメーション制作の依頼、雑誌「話の特集」「平凡パンチ」のイラストの仕事が舞い込むようになり、仕事の拠点として1970年にタクン実験漫画BOXを設立。
現在「月刊てりとりぃ」において連載コラム「古川タクの”なにか面白いことないか?”」を連載中。また「週刊てりとりぃ」では、作曲家桜井順とのコラボレーションで「ヒトコト劇場」という描き下ろしアニメーションの企画を連載。「月刊てりとりぃ」http://d.hatena.ne.jp/territory/   「週刊てりとりぃ」http://weeklyterritory.blogspot.jp/

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「古川タク」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.