翻訳と辞書
Words near each other
・ 厚生年金事業振興団
・ 厚生年金休暇センター
・ 厚生年金会館
・ 厚生年金保険
・ 厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律
・ 厚生年金保険法
・ 厚生年金健康福祉センター
・ 厚生年金基金
・ 厚生年金病院
・ 厚生年金老人ホーム
厚生新編
・ 厚生施設
・ 厚生族
・ 厚生村駅
・ 厚生林
・ 厚生水産
・ 厚生省
・ 厚生省 (フランス)
・ 厚生省研究所
・ 厚生科学


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

厚生新編 : ミニ英和和英辞書
厚生新編[こうせいしんぺん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あつ]
 (suf) thickness
厚生 : [こうせい]
 【名詞】 1. public welfare 2. Welfare Ministry 
: [せい, なま]
  1. (adj-na,n,adj-no) (1) draft (beer) 2. draught 3. (2) raw 4. unprocessed 
生新 : [せいしん]
 (adj-na,n) fresh
: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
: [へん]
  1. (n,n-suf) compilation 2. editing 3. completed poem 4. book 5. part of book 

厚生新編 : ウィキペディア日本語版
厚生新編[こうせいしんぺん]
厚生新編(こうせいしんぺん)は、フランスの『家事百科辞典』のオランダ語訳本の日本語訳書。江戸幕府蕃書和解御用により翻訳された。
文化8年(1811年)3月、将軍徳川家斉の命により、江戸幕府浅草暦局内に蕃書和解御用という翻訳局を設け、蘭学者を動員して、フランス人ショメールによる百科事典『家事百科辞典』をシャルモがオランダ語訳した ''"Huishoudelijk Woordenboek"'' を日本語に重訳させた。この百科事典は蘭学者に重宝され、かなり輸入されたらしく、版によって7巻、8巻、16巻のものなどが残るが、幕府が翻訳させたのは1778年の7冊本であろうという。翻訳に当たったのは馬場貞由大槻玄沢を主として、宇田川玄真大槻玄幹宇田川榕庵小関三英湊長安の7人で、いずれも一流の蘭学者であった。翻訳は文化8年から天保11年(1840年)まで約30年にわたっておこなわれ、訳稿は『厚生新編』として成るにしたがって幕府に献上され、70巻におよんだ。
翻訳は幕府の蕃書調所開成所をへて、明治元年(1968年)に徳川将軍家静岡にうつされると駿府学問所に移り、静岡学校を経て静岡県立葵文庫に伝わったが、昭和12年(1937年)に同文庫から出版された。翻訳は原書の日常生活関係の項目を選んで行ったらしく、初めから始めて S の部あたりで中止され、未完成である。
ガス」「アルカリ」など、この書物から使われ始めて日本語に定着したとされる言葉も多い。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「厚生新編」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.