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十フッ化二硫黄 : ミニ英和和英辞書
十フッ化二硫黄[とお]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [とお]
  1. (num) 10 2. ten 
フッ化 : [ふっか]
 (n) fluoridation
: [か]
 (suf) action of making something
: [に]
  1. (num) two 
硫黄 : [いおう]
 sulfur, sulfurs
: [き]
 【名詞】 1. yellow 

十フッ化二硫黄 ( リダイレクト:フッ化硫黄#十フッ化二硫黄 ) : ウィキペディア日本語版
フッ化硫黄[ふっかいおう]
フッ化硫黄(フッかいおう、sulfur fluoride)はフッ素硫黄とから構成される無機化合物で、異性体を含めて以下の6種類が知られている。十フッ化二硫黄のみが常温常圧で液体であり、他は気体の化合物である。
== 二フッ化二硫黄 ==

二フッ化二硫黄(にフッかにいおう、disulfur difluoride)には F−S−S−F と S=SF2 の二種類の異性体が知られている。一フッ化硫黄(いちフッかいおう)と呼ぶことがある。
F−S−S−F の融点は−133、沸点は15である。線形構造の分子で S−S 間距離が189pm、S−F 間が164pm、∠SSF = 108 の ''C''2 対称形である〔Cotton, F. A.; Wilkinson, G.; Murillo, C. A.; Bochmann, M. (1999). ''Advanced Inorganic Chemistry'' (6th ed), pp. 514–516. Wiley: New York. ISBN 0-471-19957-5〕。他のハロゲン類縁体と対照的に、こちらの異性体は不安定である。
F−S−S−F は真空中でフッ化銀 AgF と過剰の硫黄を加熱して反応させると生成するが〔漆山 秋雄、「フッ化硫黄」、『世界大百科事典』、CD-ROM版、平凡社、1998年。〕、速やかに S=SF2 に異性化する〔。
S=SF2 は融点−165、沸点−10.6の三角錐形構造で、S−S 間距離が186pm、S−F 間が160pm、∠SSF = 108 の ''C''s 対称形である〔。こちらの異性体は比較的安定で、250まで安定だが、それ以上の温度では不均化する〔長倉三郎ら(編)、「フッ化硫黄」、『岩波理化学辞典』、第5版 CD-ROM版、岩波書店、1998年。〕。
:\rm S=SF_2 \longrightarrow 3/16S_8 + 1/2SF_4
また、フッ化水素 HF や三フッ化ホウ素 BF3 のような酸触媒で速やかに分解する〔。
どちらもと反応し硫黄フッ化水素ポリチオン酸を発生する〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フッ化硫黄」の詳細全文を読む




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