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北陸新幹線 : ミニ英和和英辞書
北陸新幹線[ほくりくしんかんせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [きた, ほく]
 (n) north
北陸 : [ほくりく]
 【名詞】 1. region west of Tokyo on Japan Sea side of Japan 
: [りく, ろく]
 (adj-na,n) six (used in legal documents)
: [しん]
  1. (n,n-suf,pref) new 
新幹線 : [しんかんせん]
 【名詞】 1. bullet train (very high speed) 2. Shinkansen 
: [みき]
 【名詞】 1. (tree) trunk 2. (arrow) shaft 3. (tool) handle 4. backbone 5. base 
幹線 : [かんせん]
 【名詞】 1. main line 2. trunk line 

北陸新幹線 : ウィキペディア日本語版
北陸新幹線[ほくりくしんかんせん]

北陸新幹線(ほくりくしんかんせん)は、上信越北陸地方を経由して東京都大阪市とを結ぶ計画の高速鉄道路線(新幹線)であり、整備新幹線5路線の一つである。
2015年(平成27年)3月14日現在、高崎駅 - 金沢駅間で営業運転が行われており〔、金沢駅 - 敦賀駅間が2023年(平成35年)春に開業する予定である。なお、敦賀駅から大阪市に至るルートについては様々な議論が行われているが、2016年に至るまでルートが確定していない(議論の詳細は北陸新幹線敦賀以西のルート選定を参照)。
高崎駅 - 上越妙高駅間は東日本旅客鉄道(JR東日本)により、上越妙高駅 - 金沢駅間は西日本旅客鉄道(JR西日本)により運行されている〔。列車運行上では高崎駅を発着とする列車はなく、その先の東京駅(一部臨時列車は上野駅)まで乗り入れており〔、東京駅 - 大宮駅間は東北新幹線上越新幹線と、大宮駅 - 高崎駅間は上越新幹線と線路を共用する〔。
1997年(平成9年)10月1日に高崎駅 - 長野駅間が開業したものの、北陸地方まで開通していなかったことから、同区間を運行するJR東日本は旅客案内上、正式名称の「北陸新幹線」に代わり、「長野新幹線」という通称を用いていた。その後、金沢駅まで延伸開業以後は同新幹線の名称を「北陸新幹線」に統一させ、また、長野県の要請に基いて、同社の管轄区間に限って「北陸新幹線(長野経由)」の表記で案内されている〔。
既開業区間のラインカラーはJR東日本管内(高崎駅 - 上越妙高駅間)が()、JR西日本管内(糸魚川駅 - 金沢駅間)が()〔ただし、東京上野大宮の3駅では誤乗防止のため、発車標で5方面を識別する色を独自に用いており、北陸新幹線では()を採用する。フルカラーLED式の行先表示器を採用する車両(E3系2000番台E2系1000番台J70編成以降、E5系E6系E7系、ならびにJR西日本所有のW7系)では、行先表示器の列車名もこれらの路線色で表示される。〕。
== 概要 ==
首都圏から長野県東信北信地方新潟県上越地方富山県石川県への大幅な所要時間短縮を実現した。
1997年10月に長野行新幹線〔として高崎駅 - 長野駅間が開業した時点では、首都圏から長野までの所要時間は大幅に短縮されたが、首都圏と北陸を結ぶ主たる交通機関としては機能しておらず、その約半年前に開業した北越急行ほくほく線を経由し、越後湯沢駅上越新幹線に接続する特急はくたか」が首都圏と北陸地方の鉄道輸送を担ってきた。
2015年3月に長野駅 - 金沢駅間が開業したことにより、東京駅 - 富山駅間を2時間8分(最速達列車)、東京駅 - 金沢駅が2時間28分(同)で結び、特急「はくたか」はその役目を終え、その名は新幹線の列車名として受け継がれている。一方、富山 - 金沢間では「はくたか」の他、関西方面とを結ぶ特急「サンダーバード」、中京方面とを結ぶ特急「しらさぎ」も部分廃止となり、富山県内から関西・中京方面へは金沢駅での乗り換えが必須になった。また、新幹線の運行時間帯の影響から金沢駅での「サンダーバード」「しらさぎ」の上り始発列車には間に合わなくなり、逆に到着時刻が遅くなった現象が発生している。
金沢駅までの開業により、高崎駅 - 上越妙高駅間がJR東日本、上越妙高駅 - 金沢駅間がJR西日本の管轄となった。同一名称の新幹線の路線が複数の鉄道会社によって管轄・運行されるのは、北陸新幹線が初めてであり、2016年現在唯一である。また、JR西日本では北陸新幹線とは別に山陽新幹線も運営しているが、1つの鉄道会社が運営する新幹線の路線が直接つながっていない事例も初めてである。JR東日本では輸送指令を除いて、在来線同様に地方支社が新幹線も管理する体制を取っているため、高崎駅 - 安中榛名駅間は高崎支社、軽井沢駅 - 上越妙高駅間は長野支社の管轄〔上越妙高駅の駅設備は新潟支社の管轄。〕である。JR西日本の糸魚川駅 - 金沢駅間は、山陽新幹線を管轄している新幹線管理本部ではなく、金沢支社の管轄である。
建設を開始すべき新幹線鉄道の路線を定める基本計画では、北陸新幹線の起点は東京都となっているが、JR線路名称公告、『鉄道要覧』、国土交通省のいずれにおいても、北陸新幹線は(金沢開業前の時点で)高崎駅 - 長野駅間の117.4kmとなっており、高崎駅を起点としている(東京駅 - 大宮駅間は東北新幹線、大宮駅 - 高崎駅間は上越新幹線)。従来「長野新幹線」と呼ばれていた区間についても、正式には開業時から「北陸新幹線」の一部である。JR線路名称公告においてほかの多くの新幹線は、並行する在来線の増設線として扱われ、独立した路線とはみなされていないのに対して、北陸新幹線は独立した路線として扱われている。これは、長野駅まで開業した際、並行在来線である信越本線横川駅 - 軽井沢駅間が廃止され、軽井沢駅 - 篠ノ井駅間はJRからしなの鉄道に移管・経営分離されたためである。同様の例として九州新幹線新八代駅 - 川内駅間(並行在来線は肥薩おれんじ鉄道に移管)がある。JR線路名称公告に記載されている新幹線はこの2つだけであり、ほかの新幹線は記載されていない〔同様に並行在来線を分離した東北新幹線盛岡駅 - 新青森駅間の場合は、盛岡以南と同じ「東北本線の無名枝線」という扱いになっており、独立した線路名称を持たない。〕。なお、富山駅 - 上越妙高駅間は基本計画路線に入っている羽越新幹線との共用区間であるが、基本計画決定以降こちらの建設については動きはない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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