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冬の旅 : ミニ英和和英辞書
冬の旅[ふゆのたび]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふゆ]
  1. (n-adv,n-t) winter 
: [たび]
  1. (n,vs) travel 2. trip 3. journey 

冬の旅 : ウィキペディア日本語版
冬の旅[ふゆのたび]

冬の旅』(ふゆのたび、''Winterreise'')作品89D911は、フランツ・シューベルト1827年に作曲した連作歌曲集である。
== 解説 ==
本作は1823年に作曲された『美しき水車小屋の娘』と同じく、ドイツの詩人ヴィルヘルム・ミュラーの詩集による。2部に分かれた24の歌曲からなる。『水車小屋』が徒弟の若者の旅立ちから粉屋の娘との出会い、恋と失恋、そして自死を描いたのに対し、『冬の旅』では若者は最初から失恋した状態にあり、詳しい状況は語られないが街を捨ててさすらいの旅を続けていく。唯一の慰めである「死」を求めながらも旅を続ける若者の姿は現代を生きる人々にとっても強く訴えかけるものがあるとされ、一般に彼の3大歌曲集とされる当作品及び『美しき水車小屋の娘』、『白鳥の歌』の中でも、ひときわ人気が高い。
シューベルトの健康は、1823年に体調を崩し入院して以来、下降に向かっていた。友人たちとの交流や旅行は彼を喜ばせたが、体調は回復することはなく、経済状態も困窮のまま、性格も暗くなり、次第に死について考えるようになる。とりわけ、ベートーヴェンの死は、彼に大きな打撃を与えた。シューベルトがミュラーの『冬の旅』と出会ったのは、1827年2月のことであった。シューベルトは前半12曲を完成させ、友人たちに演奏したが、あまりの内容の暗さに彼らも驚愕したという。友人の一人が、菩提樹はよいと褒めるのが精一杯であった。シューベルトはこの12曲で作品を完成としたが、続編の存在を知った彼は再び作曲に取り掛かり、続編の後半12曲を10月に完成させる。第1部は1828年1月に出版。第2部は彼の死後の12月に出版された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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