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兼愛交利 : ミニ英和和英辞書
兼愛交利[けんあいこうり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [けん]
  1. (conj,n) and 2. in addition 3. concurrently 
: [あい]
  【名詞】 love 
: [り]
 【名詞】 1. advantage 2. benefit 3. profit 4. interest 

兼愛交利 : ウィキペディア日本語版
兼愛交利[けんあいこうり]
兼愛交利(けんあいこうり)とは、中国春秋時代の末期から戦国時代の初期にかけて、諸子百家のなかで墨家を大成した墨子が唱えた倫理説。儒教批判を含んでいる。
== 概要 ==
墨子は、「天下の利益」は平等から生まれ、「天下の損害」は差別から起こるという前提に立ち、孔子による、にもとづく家族や長たる者のみを強調する差別的な愛(別愛)、限定的な愛(偏愛)であるとして批判し、自他の別なく全ての人を平等に、公平に隔たりなく愛すべきであるという博愛主義を唱えた。これが「兼(ひろ)く愛する」、すなわち「兼愛」である。兼愛は結果的に互いの福利を増進することとなるのであり、そのことを「交利」と呼んでいる。こうして墨子は、互いに互いの利益を考え、実践することから道徳が成り立つことを説いた。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「兼愛交利」の詳細全文を読む




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