翻訳と辞書
Words near each other
・ 具玉姫
・ 具珉正
・ 具現
・ 具申
・ 具申書
・ 具眼
・ 具眼の士
・ 具聖潤
・ 具臺晟
・ 具荷拉
具註暦
・ 具象
・ 具象メソッド
・ 具象的
・ 具象絵画
・ 具象美術
・ 具足
・ 具足小路
・ 具足戒
・ 具足町


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

具註暦 : ミニ英和和英辞書
具註暦[ぐ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ぐ]
  1. (n,n-suf) tool 2. means 3. ingredients 4. counter for armor, suits, sets of furniture (armour) 
: [ちゅう]
 【名詞】 1. explanatory notes 2. annotation 3. comment

具註暦 ( リダイレクト:具注暦 ) : ウィキペディア日本語版
具注暦[ぐちゅうれき]
具注暦(ぐちゅうれき)とは、日本の朝廷の陰陽寮が作成し頒布していたである。
吉凶判断のための様々な暦注が記載されていたことから、注が具さ(つぶさ)に記入されているということで、このように呼ばれる。巻暦の体裁で、漢字のみで記される。基本的には上段に日付・干支納音十二直などの基本的な項目・暦注が記載され、中段には二十四節気七十二候などが、下段にはその他の暦注が記載され、半年分で1巻とされた(従って上下2巻で1年分となる)。
現存する最古の具注暦のうち、紙に書かれたものは正倉院文書天平18年(746年)暦である。
奈良時代から具注暦に日記を書く習慣が生まれ、平安時代には余白部分が拡大されるようになる。藤原道長の日記が書き込まれた具注暦は『御堂関白記』と呼ばれ、国宝となっている。(このようなものを、当時は『暦記』と呼んだ)
鎌倉時代後期を過ぎると仮名暦の登場によって衰退するが、それでも公式の暦として重んじられた。江戸時代には、実用よりも公家や大名の「ステータスシンボル」として作られることが多くなった。
明治改暦による太陽暦への移行によって仮名暦ともども廃絶した。



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「具注暦」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.