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免疫グロブリンM : ミニ英和和英辞書
免疫グロブリンM[めんえきぐろぶりん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [めん]
 (n) dismissal
免疫 : [めんえき]
 【名詞】 1. immunity 2. immunization 3. immunisation 

免疫グロブリンM : ウィキペディア日本語版
免疫グロブリンM[めんえきぐろぶりん]

免疫グロブリンM(めんえきグロブリンM、Immunoglobulin M、IgM)は、B細胞に存在する抗体のクラス(アイソタイプ)の一つである。赤血球ABO式血液型の由来となるA抗原、B抗原に対する主な抗体もこれに属するものである。またヒトの持つ中では最もサイズが大きな抗体でもある。抗体は無脊椎動物には見られず、軟骨魚類以降の脊椎動物で見つかっており、IgMのみがそのすべてで共通に見られる。
==構造と機能==
IgMでは、いくつかの免疫グロブリンジスルフィド結合でつながって多量体を形成している。五量体が多いが六量体のものもあり、五量体の分子量は約900kである。1つの単量体が2つの抗原結合部位を持っているため、五量体のIgMには合計10個の抗原結合部位があることになる。しかし抗原のサイズが大きいため、通常IgMに10個の抗原が同時に結合することはない。
J鎖は五量体のIgMにはあるが、おそらく空間の制約のために六量体のIgMには現れない。またJ鎖を欠いた五量体もある。現在のところ、五量体のどの部位にJ鎖があるかも、五量体には2つ以上のJ鎖が含まれることがあるのかも分かっていない〔Erik J. Wiersma, Cathy Collins, Shafie Fazel, and Marc J. Shulman Structural and Functional Analysis of J Chain-Deficient IgM J. Immunol., Jun 1998; 160: 5979 - 5989.〕。
IgMはとても大きな分子であるため拡散しにくく、少量が間質液中に存在し、ほとんどは血清中に存在する。
IgMは多量体であるため、親和力が大きく、補体活性も高い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「免疫グロブリンM」の詳細全文を読む




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