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両角速 : ミニ英和和英辞書
両角速[もろずみ はやし]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [つの]
 【名詞】 1. horn 

両角速 : ウィキペディア日本語版
両角速[もろずみ はやし]
両角 速(もろずみ はやし、1966年7月5日 - )は、日本の陸上競技選手、陸上競技指導者。長野県茅野市出身。東海大学体育学部競技スポーツ学科特任准教授。東海大学陸上競技部駅伝監督を務める。
== 略歴・人物 ==
東海大学第三高等学校から東海大学に進み、箱根駅伝を4年連続で力走した。社会人では日産自動車ダイエーなどで活躍し、オリンピックを目指すが出場は果たせなかった。1995年に佐久長聖高校教諭となり駅伝部監督を務めた。「5年以内に都大路に出場してくれ」と学校長に頼まれたという。当初部員はわずか2人でスカウトを兼ね自ら大会に出場していたところ、佐藤清治を見出したという。佐藤清治上野裕一郎佐藤悠基といった日本高校記録を更新するランナーを育て、他にも全国高等学校総合体育大会の入賞者を出した。他県出身の佐藤悠基や大迫傑ら中学時代の全国大会上位入賞者が進学するなど佐久長聖高校を長距離陸上競技の名門校に育て上げた。佐久長聖高校は箱根駅伝や全日本実業団対抗駅伝競走大会日本インカレ日本陸上競技選手権大会世界陸上競技選手権大会といった大会出場選手の出身高校として知られるようになった。2011年のサッポロビール箱根駅伝オリジナルCMには駅伝部監督として教え子の映像とともに出演した〔サッポロビール2011年企業広告について サッポロビール (2010-12-27). 2012年5月1日閲覧〕。
佐久長聖高校はは外国人留学生のいない日本人高校生のみで構成されるチームながら、全国高校駅伝で1998年から2010年まで13回連続出場・12回入賞の成績を残した。2008年第59回大会には佐々木寛文・村澤明伸らが出場し、2時間02分18秒の日本高校最高記録で初優勝を果たした。また天皇盃全国都道府県対抗男子駅伝競走大会では長野県チームコーチを務め、現役・OB にわたって多数の選手を送り、2004年からの3連覇、2008年からの2連覇に貢献した〔安芸路につなぐ(中) 長野県チームコーチ 両角速さん(43) 中国新聞(10-01-12).2010年2月24日閲覧。〕。
指導法・哲学として生活面では全寮制で規則正しい生活を求め、また雪深く寒さの厳しい長野県で育った経験から、「雪国だからってスタートラインを100m手前にしてくれるわけではない」「絶対に厳しい状況でも妥協はしない。そのことが自分を強くしてくれるはず」という厳しい競技観を持ち、各分野での指導に当たっている〔「第86回箱根駅伝特集 ランナーの育て方 全国から箱根へ箱根から世界へ」『読売新聞』2009年12月31日東京朝刊、7頁。〕。高校駅伝での実績を持つ指導者ながら駅伝については、「駅伝は強化策の一部」「駅伝はトラック競技、マラソンに出るための通過点」との考えを持つ〔「高校駅伝を語る:男子第60回大会を前に/1 佐久長聖高・両角速監督」『読売新聞』2009年10月27日東京朝刊、運動面、20頁。〕〔「人ふでがき:全国高校駅伝競走大会で佐久長聖を強豪校に育てた監督・両角さん /長野」『毎日新聞』2009年12月23日、地方版、長野、22頁。〕。
監督就任後には1周600メートル高低差10メートルのクロスカントリーコースを自ら重機を操作して整備。「体の背面部分、腰、太もも裏など筋肉を鍛えるのにアップダウンがいい」との指導法でトレーニングに活用し、選手のスピードとスタミナを鍛え上げている。力学を重視し選手にはフォームについて徹底的に指導に当たる。また同じ練習メニューを課して競わせることで選手の実力向上を促しているという〔〔「高校グラフィティー 長野(下)私立佐久長聖高・県立上伊那農高 起伏で育つ」『読売新聞』2006年12月4日、東京朝刊、教育A面、17頁。〕。
2011年4月、東海大学体育学部競技スポーツ学科特任准教授・東海大学陸上競技部駅伝監督に就任した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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