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世界の一体化 : ミニ英和和英辞書
世界の一体化[せかいのいったいか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
世界 : [せかい]
 【名詞】 1. the world 2. society 3. the universe 
: [いち]
  1. (num) one 
一体 : [いったい]
  1. (adv,n) (1) one object 2. one body 3. (2) what on earth? 4. really? 5. (3) generally 
一体化 : [いったいか]
  1. (n,vs) unification 2. integration
: [か]
 (suf) action of making something

世界の一体化 : ウィキペディア日本語版
世界の一体化[せかいのいったいか]

世界の一体化(せかいのいったいか)では、世界の歴史において、交通通信の発達などによって、諸地域間の分業システム(近代世界システム)が形成され、固定化され、また幾度か再編されたその全過程をあらわす。歴史事象としては、16世紀大航海時代以降本格化し、現在もなお進行中である。
主として歴史学上および歴史教育における概念であり、とりわけ日本における世界史教育では平成11年以降学習指導要領のなかで基軸となる観点のひとつとして盛り込まれた。
== 世界の一体化とは ==

=== 世界の一体化という言葉 ===
1953年鈴木成高は「世界の一體化」のなかでアーノルド・トインビーが文明史の立場からダ=ガマ以後をそれ以前と峻別し、近世に着目して世界の一体化の進展を論じていることに着目した。そしてジュール・ヴェルヌの『八十日間世界一周』を例示しながら、コミュニケーション革命の進展とその重大性について説きおこし、二度の世界大戦を経て世界の完全なる同時化が実現したと指摘している〔鈴木 (1953)〕。
それ以後も、九里幾久雄「世界の一体化を中心とした世界史の構成」(1970年)、中山治一「世界の一体化」(1975年)など、この用語は広く使用された。
世界の一体化は、意味合いとしてはグローバル化やグローバリゼーションとほぼ同義である〔ワシントン大学金川修身 「海外だより」 。「グローバリゼーション」と世界の一体化を同義として扱っている。〕〔東京電機大学石塚正英「歴史知通信 第32号」 。同上。〕。学際的にグローバリゼーションの概念に取り組んだ伊豫谷登士翁編『グローバリゼーション』では、先駆者的な存在としてウォーラーステインの世界システム論を掲げている。ウォーラーステイン自身は、グローバリゼーションという言葉は1980年代の発明だとしている〔ウォーラーステイン (2006)〕。
世界の一体化における分業関係は、ウォーラーステインが指摘し、平成11年改訂の高等学校地理歴史科「世界史A」学習指導要領が言及するように、経済的不平等・経済格差をともなっている〔ウォーラーステインは、資本主義的な「世界-経済」の内部では、全ての国家が同時に発展することは定義上不可能であると述べている。藤瀬・麻沼・金井訳 『資本主義世界経済I-中核と周辺の不平等-』 1987年。〕。また、ここでいう一体化とは、経済的不平等を生み出しながらも互いに結びつきが深くなることを意味し、切り離すことがいよいよ難しくなる傾向や様態をあらわしており、同一化や平準化は含意していない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「世界の一体化」の詳細全文を読む




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