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三番叟 : ミニ英和和英辞書
三番叟[さんばそう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三番 : [さんばん]
 【名詞】 1. third 2. no. three
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn

三番叟 : ウィキペディア日本語版
三番叟[さんばそう]
三番叟(さんばそう)は、日本の伝統芸能式三番)で、に続いて舞う役、あるいはその舞事能楽では狂言役者が演ずる。
== 解説 ==
元々「式三番」という名称は、例式の 3番の演目という意味で、「父尉」「翁」「三番猿楽」の 3演目を指すものであり、室町時代初期には「父尉」を省くのが常態となっていたが、式二番とは呼ばずそのままの名称が使われている〔千歳の舞は露払いであり、翁の舞に含まれ 1番とは数えない、同様に延命冠者も父尉に含まれる。〕。古くは、その3番のうち 1、2番目は聖職者である呪師が演じたが、「三番叟」は 3番目の演目であり呪師に代って猿楽師が演じ、「三番猿楽」と呼ばれ、「三番三」とも呼ばれる。
三番叟の舞は、揉ノ段と鈴ノ段に分かれる。前半の揉ノ段は、を付けず、足拍子を力強く踏み、軽快・活発に舞う。後半の鈴ノ段は、黒式尉を付け、を振りながら、荘重かつ飄逸に舞う。
翁の舞が、天下泰平を祈るのに対し、三番叟の舞は五穀豊穣を寿ぐといわれ、足拍子に農事にかかわる地固めの、鈴ノ段では種まきを思わせる所作があり、豊作祈願の意図がうかがえる。式三番のうちでも、翁以上に後世の芸能に影響を与えた。歌舞伎人形浄瑠璃などに取り入れられ、また日本各地の民俗芸能や人形芝居のなかにも様々な形態で、祝言の舞として残されている。なお、三番叟の系統を引く歌舞伎舞踊三味線音楽を「三番叟物」と言う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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