翻訳と辞書
Words near each other
・ 三式換字機
・ 三式潜航輸送艇
・ 三式砲戦車
・ 三式空六号無線電信機
・ 三式簿記
・ 三式艦上戦闘機
・ 三式軽戦車
・ 三式軽機関銃
・ 三式陸上初歩練習機
・ 三式飛行船
三弘社
・ 三弦
・ 三弦橋
・ 三張犁支線
・ 三強
・ 三弾正
・ 三形性
・ 三形花
・ 三形花柱
・ 三彦山


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

三弘社 : ミニ英和和英辞書
三弘社[さむほんさ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
: [やしろ]
 (n) shrine (usually Shinto)

三弘社 : ウィキペディア日本語版
三弘社[さむほんさ]

三弘社(サムホンサ)は韓国ソウル特別市衿川区に本社を置くモータシリンダスプリングメーカー。かつては鉄道模型ブラスモデル)も製造していた。
==概要==
1970年に創業、1974年から鉄道模型の生産を開始し、アメリカ日本のメーカーの下請けブラスモデル真鍮製鉄道模型)の技術を磨いた。初期には問題のある製品もあったが、製造技術が蓄積されるにつれ、高品質の製品を生産するようになった。
1985年プラザ合意後、円高の進行等で日本製模型の輸出競争力が落ちたのを機に、サムホンサはアメリカ向けのブラスモデル輸出を大幅に拡大した。1990年代には日本メーカーに代わってアメリカ市場を席巻し、主な取り引きであったKey Imports社以外にも複数の欧米のインポーター(輸入業者)に出荷した。
最盛期、サムホンサは日本、アメリカ、ヨーロッパ各国にSゲージ(Sn3ゲージ)、OゲージHOゲージNゲージの各種鉄道模型を輸出し、世界でも有数のブラスモデル製造メーカーとなった。特に、アメリカではアジン精工と共に代表的な韓国のブラスモデル製造メーカーとして知られた。
しかし1998年アジア通貨危機以降、韓国経済の状況変化によって生産効率が強く求められるようになった上、中国製のダイキャストプラスチックの安価な鉄道模型の台頭を受け、他の素材より生産性が劣るブラスモデルでは収益が見込み難くなった。そのため、鉄道模型製造開始から30年目の2004年にブラスモデル生産から撤退した。
以後、サムホンサは自動車産業、および電気製品向けのモータシリンダスプリング製造に力を入れ、今日では中国、フィリピンインドネシアの各国で操業する中小企業となっている。
サムホンサは韓国最古のブラスモデル製造企業であり、同社の歴史は韓国のブラスモデル産業史といっても過言ではない。また、同社から独立した多くの門下生達が新規のブラスモデルメーカー(アジン精工等)を設立しており、同社が韓国のブラスモデル業界に与えた影響は今も大きい。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「三弘社」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.