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万葉線MLRV1000形電車 : ミニ英和和英辞書
万葉線MLRV1000形電車[まんようせん1000がたでんしゃ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [よろず]
  1. (adv,num) 10,000 2. ten thousand 3. myriads 4. all 5. everything
: [よう, は]
 【名詞】 1. leaf 
: [けい, かたち, ぎょう]
  1. (suf) shape 2. form 3. type
電車 : [でんしゃ]
 【名詞】 1. electric train 
: [くるま]
 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel 

万葉線MLRV1000形電車 : ウィキペディア日本語版
万葉線MLRV1000形電車[まんようせん1000がたでんしゃ]

万葉線1000形電車(まんようせん1000がたでんしゃ)は万葉線に在籍する路面電車である。
形式は1000形であるが、車体に表記された車号には「MLRV」と付されている。「MLRV」は「Manyosen Light Rail Vehicle」の頭文字。
愛称は、2004年5月に公募でつけられた「アイトラム (AI-TRAM)」。由来は富山湾から吹く「あいの風」に、路面電車を表す「トラム」を組み合わせたもの。また、「アイ」には「愛される」の意味も込めている。富山県で導入が進むLRTのうちのひとつ
== 概要 ==
ボンバルディア社のブレーメン形超低床電車を基本に、新潟トランシスで製造された岡山電気軌道9200形「MOMO」をベースとする2車体連接の100%低床車である。外見上もっとも大きな違いは「MOMO」では3か所だった出入口を2か所としていることで、これは運用上左側からのみの降車となっているのと、冬の寒さを考えての設計変更である。コーディネートデザインは工業デザイナー佐藤康三によるもので、基本コンセプトのキーワードは「情熱」「元気」。車体色は真紅のになっており、車体前面には高岡市の伝統工芸である螺鈿細工で作られた万葉線の社章があしらわれている。2004年度グッドデザイン賞受賞(受賞番号04A11056)。
2009年4月現在、MLRV1001-A・B - MLRV1006-A・Bの6編成が在籍している。
第1編成は2003年(平成15年)12月に竣工し、2004年(平成16年)1月21日に、第2編成は同年8月7日に営業運転を開始している。
しかし、2004年の運行開始当初より、ブレーキ故障や脱線事故が続発し、同年9月30日から2005年(平成17年)3月13日まで2本とも休車となった。
かつての万葉線の路線は旧富山地方鉄道射水線時代に新湊駅(現六渡寺駅)から旧国鉄貨物列車が乗り入れていた経緯から、旧型車両のデ7000形は鉄道線規格の車輪の輪縁(フランジ)裏面の間隔(バックゲージ)が990mmの仕様になっていたが、本形式は路面電車規格の車輪の輪縁(フランジ)裏面の間隔(バックゲージ)が1,000mm仕様で導入されていた。その為脱線事故のあったポイントは、旧型車両での長年の走行による磨耗で本形式の車輪の輪縁(フランジ)が噛み合わなかった為に脱線の原因となった。そこで運行再開に際して、両編成とも各台車の車輪の輪縁(フランジ)をライセンス元のドイツから鉄道線規格の物を輸入し、各台車本体を富山地方鉄道の稲荷町工場へ持ち込んで交換作業が行われ、車輪裏面の間隔(バックゲージ)を1,000mmから990mmにしたことで、この問題は一応解決された。現在は通常車両と同様に運行されている。
なお、この件で万葉線株式会社は本形式の長期間の運休により損害を受けたとして、車両を製造した新潟トランシスに対し、賠償請求を行ったが、2005年9月21日に、事故の復旧に関わる人件費、運休時の代替交通手段への手数料、長期運休に対する迷惑料などを合わせた約325万円の支払いと、運行再開に際して改造に使用した部品の無償譲渡という条件で、示談が成立した。
また、当初は2005年度と2006年(平成18年)度にも2本ずつ本形式を導入し、旧型車両を置き換える計画だったが、2005年度はポイントの整備などに設備投資を集中させたため、本形式の増備は2006年度まで見送られた。2年ぶりの増備車である第3編成は2006年12月に入線し、2007年(平成19年)3月18日から営業運転を開始した。第3編成から前照灯が4灯中内側2灯がHIDランプに変更されている。
2008年(平成20年)1月24日第4編成が入線し、同年3月19日より営業運転を開始した。第4編成から座席の色がグリーンからブルーに変更された。
最終増備車である第5・第6編成は2009年(平成21年)3月23日に入線し、これで当初納入予定の6編成すべてが揃った。同年の4月16日に第5・第6編成の発車式が行われ、同年4月18日に営業運転を開始した。
これにより、日曜日は6運用あるすべての列車が本形式での運行が可能となった。平日は運用本数6本中5本が基本だが、一部点検などで、旧型車両での運行となる場合もある。従って、日曜日以外はアイトラムの本数が1本以上減る場合があるので注意が必要である。
2012年9月3日は高岡市出身の漫画家藤子・F・不二雄の代表作ドラえもんの誕生100年前にあたる日となるため、一編成がドラえもんのキャラクターや主な道具でラッピングした「ドラえもん電車」にリニューアルされた〔http://ameblo.jp/takaokacitytouristassoc/entry-11349306923.html〕。当初1年間の予定を2年延長し、2015年8月には更に3年延長して2018年8月末までとなった〔http://www.yomiuri.co.jp/local/toyama/news/20150803-OYTNT50445.html〕。
土日はこの電車に乗るために海王丸駅までの乗降客が増えている。更に、「ドラえもん」人気の高い台湾やタイなどからの観光客も増えている。万葉線でドラえもん電車で海王丸駅で降り、海王丸パークで遊び、その後、エレベーターを目指して徒歩5分の、あいの風プロムナードに行き、新湊大橋を渡って対岸に渡り、徒歩5分の新港東口駅から富山県営渡船フェリーに乗って下からの大橋の巨大な眺望を楽しみ、越ノ潟駅から万葉線で帰るというコースが考えられる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「万葉線MLRV1000形電車」の詳細全文を読む




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