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一般用医薬品の種類と有効成分 : ミニ英和和英辞書
一般用医薬品の種類と有効成分[いっぱんよういやくひんのしゅるいとゆうこうせいぶん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
一般 : [いっぱん]
  1. (n,adj-no) general 2. liberal 3. universal 4. ordinary 5. average 
一般用医薬品 : [いっぱんよういやくひん]
 OTC drug : Over The Counter drug
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
: [い]
  1. (n,n-suf,vs) medicine 2. the healing art 3. doctor 4. cure 5. healing 6. quenching (thirst) 
医薬 : [いやく]
 【名詞】 1. medicine 
医薬品 : [いやくひん]
 【名詞】 1. medical supplies 
薬品 : [やくひん]
 【名詞】 1. medicine 2. chemicals 
: [ひん]
 【名詞】 1. thing 2. article 3. goods 4. dignity 5. article (goods) 6. counter for meal courses 
: [たね, しゅ]
 【名詞】 1. (1) seed 2. pip 3. kind 4. variety 5. quality 6. tone 7. (2) material 8. matter 9. subject 10. theme 1 1. (news) copy 12. (3) cause 13. source 14. trick 15. secret 16. inside story 1
: [う, ゆう]
  1. (n,vs) possession 
有効 : [ゆうこう]
  1. (adj-na,n) validity 2. availability 3. effectiveness 
: [こう]
 【名詞】 1. efficacy 2. benefit 3. efficiency 4. effect 5. result 6. success
成分 : [せいぶん]
 【名詞】1. ingredient 2. component 3. composition
: [ぶん, ふん]
  1. (n,n-suf,pref) (1) part 2. segment 3. share 4. ration 5. (2) rate 6. (3) degree 7. one's lot 8. one's status 9. relation 10. duty 1 1. kind 12. lot 13. (4) in proportion to 14. just as much as 1

一般用医薬品の種類と有効成分 : ウィキペディア日本語版
一般用医薬品の種類と有効成分[いっぱんよういやくひんのしゅるいとゆうこうせいぶん]
ここでは、日本において一般用医薬品(OTC医薬品)の種類と使用される有効成分を挙げるものとする。国によって認可されていたり、されていなかったりする成分もあることに留意。
==神経系作用薬==

=== 風邪薬 ===
:風邪症候群の諸症状の緩和を目的とし、解熱鎮痛成分、くしゃみ、鼻水抑制成分、抗炎症成分などを含んだ風邪薬を総合感冒薬と呼ぶ。以下の成分が用いられる。
;解熱鎮痛成分
:解熱鎮痛成分はプロスタグランジン抑制の副作用で、胃粘膜保護を阻害するため、胃を荒らす物が多い。そのため、合成ヒドロタルサイトのような制酸成分が含まれている場合が多い(したがって、同成分配合の胃腸薬と併用してはいけない)。また、イソプロピルアンチピリンは市販の解熱鎮痛成分では唯一のピリン系である(アスピリンはピリン系ではない)。アセトアミノフェン以外の製剤については15歳未満への使用、特にインフルエンザ水痘への投与は致死率の高いライ症候群を発症する危険性があるため、禁忌である。
:
*アセトアミノフェン
::プロスタグランジン抑制作用を持たないため、比較的胃を荒らさないが、抗炎症作用を持たない。アルコールとの併用は絶対厳禁である。
:
*エテンザミド
::即効性があり、アセトアミノフェン、カフェインと併用される。この3つを配合した処方をACE処方という(各成分の頭文字から採ったもの)。
:
*アスピリン(アセチルサリチル酸)
::~ピリンと名が付いているが、ピリン系ではない。そのため、アセチルサリチル酸の名をそのまま表記するケースが多い。胃を荒らしやすいので、制酸成分が併用されることが多い。15歳未満は使用禁止。
:
*イブプロフェン
::解熱鎮痛だけでなく、抗炎症にも効果を発揮する。胃を荒らしやすい。15歳未満は使用禁止。
:
*イソプロピルアンチピリン
::市販唯一のピリン系成分で優れた解熱鎮痛作用を持つが、ピリン薬疹の既往歴がある場合は、使用を警戒する必要がある。若干の抗炎症作用もある。
:
*シャクヤク
:
*ジリュウ
;くしゃみ、鼻水などを抑える成分
:抗ヒスタミン剤抗コリン成分などが該当。ジフェンヒドラミンなどは俗に言う“眠くなる成分”であり、これらが含有されている場合は機械の操作、乗り物の運転は控えるべきである。
*抗ヒスタミン成分
:
*ジフェンヒドラミン塩酸塩
::個人差はあるが、副作用で強い催眠作用を持つ。そのため、後述の睡眠改善薬にも利用される。
:
*クロルフェニラミンマレイン酸塩
:
*カルビノキサミンマレイン酸塩
:
*クレマスチンフマル酸塩
:
*メキタジン
*抗コリン成分
:
*ベラドンナ総アルカロイド
:
*ヨウ化イソプロパミドなど。
;気管支拡張成分
:アドレナリン作動成分であり中毒性が高い成分。依存症に注意。
:
*メチルエフェドリン塩酸塩
:
*マオウ
:
*プソイドエフェドリン塩酸塩
::通称、PSEで主にアレルギー用薬に利用される。PPAの副作用報告によって代替が推奨されたが、今日では依存性の高さが問題になっている。
;鎮咳成分
:
*リン酸コデイン/リン酸ジヒドロコデイン
::コデイン系統は、最も優れた鎮咳作用を持つ一方で、エフェドリンと並び依存性が強い成分で、麻薬性成分の異名を持つ。同成分濫用による薬物依存症が問題になっており、以下の成分に代替されることも多い。
:
*デキストロメトルファン臭化水素酸塩
:
*ノスカピン
:
*チペピジンヒベンズ酸塩
:
*キョウニン
:
*ナンテンジツなど。
;去痰成分
:
*アンブロキソール塩酸塩
::スイッチOTCであり、市販感冒薬で最も新しいOTC成分。
:
*グアイフェネシン
:
*グアイアコールスルホン酸カリウム
:
*ブロムヘキシン塩酸塩
:
*カルボシステイン塩酸塩
:
*シャゼンソウ
:
*セネガ
:
*キキョウ
:
*オウヒ
:
*セキサン
;抗炎症成分
:
*塩化リゾチーム
::抗炎症作用のほか、去痰作用も持つ。卵白から作っているため、卵アレルギーには厳禁である。
:
*トラネキサム酸
::炎症物質の産生を抑制し、優れた抗炎症作用を持つ一方、凝固した血液を分解しにくくする作用を持つ。血栓症、心筋梗塞などの既往歴がある場合は、要警戒である。また、肝斑治療薬として同成分が用いられることもあるが、その場合絶対に同成分の薬を併用してはいけない。
:
*ブロメラインセミアルカリプロティナーゼ
::パパイン酵素から抽出したもので抗炎症作用を持ち、ブロメラインは化粧品などにも配合される。一方、血液を凝固させるフィブリンフィブリノーゲンを分解してしまうので、血が出やすい、血が止まりにくい人には警戒が必要である(トラネキサム酸と逆の効果を持つ)。
:
*グリチルリチン酸二カリウム
::ステロイド性の抗炎症成分(市販の内服薬では存在しない)に類似した作用を持つ。甘草を原料にしているため、一般食品などとの食べ合わせに注意。
:
*カンゾウ(甘草)
;鎮静成分
:
*ブロムワレリル尿素
:
*アリルイソプロピルアセチル尿素
;制酸成分
:前述した解熱鎮痛成分によって荒れた胃粘膜を修復する目的で使用する。したがって、風邪薬、解熱鎮痛薬などの場合、制酸作用を標榜してはいけない。
:
*ケイ酸アルミニウム
:
*酸化マグネシウム
:
*水酸化アルミニウムゲル
:
*合成ヒドロタルサイト
;ビタミン、その他滋養強壮成分
:
*アスコルビン酸
::ビタミンCのこと。粘膜の健康維持目的で多用される。
:
*リボフラビン
:
*ヘスペリジン
;漢方製剤
:
*ニンジン
::ここでのニンジンとは漢方生薬である高麗人参のことである。
:
*葛根湯
::風邪の引き始めに効能を発揮する。著しい発汗作用がある。
:
*柴胡桂枝湯
::俗に言う治りかけの症状(吐き気、微熱、寒気)や風邪に伴う胃腸炎に効果を発揮する。
:
*小青竜湯
::くしゃみ、鼻水などに効果を発揮する。
:
*半夏厚朴湯
:
*麻黄湯
:
*麻黄附子細辛湯

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一般用医薬品の種類と有効成分」の詳細全文を読む




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