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ライ症候群 : ミニ英和和英辞書
ライ症候群[らいしょうこうぐん]
Reyo's syndrome
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: [しょう]
  1. (adj-na,n-suf) illness 
症候 : [しょうこう]
 【名詞】 1. symptoms 
症候群 : [しょうこうぐん]
 【名詞】 1. syndrome 
: [そうろう]
 (n) classical verbal ending equivalent to colloquial -masu
ライ症候群 : ウィキペディア日本語版
ライ症候群[らいしょうこうぐん]

ライ症候群(ライしょうこうぐん、Reye's syndrome)とは、インフルエンザ水痘などの感染後、特にアスピリンを服用している小児に、急性脳症、肝臓の脂肪浸潤を引き起こし、生命にもかかわる原因不明で稀な病気である。名前は後述の通り研究者の人名に由来する。かつて、らい病(癩病)とも呼ばれたハンセン病とは全く異なる。
== 原因 ==
ライ症候群の正確な原因はいまだ不明である。内科医が診断に用いる臨床症状が単一の障害であることはほとんどないのでこの重篤な病気は「症候群」と呼ばれる。しかしながらアメリカ合衆国で報告されるライ症候群の形態は主にインフルエンザもしくは水痘によってもたらされる。多くの研究はこれらウイルス性疾患へのアスピリン投与とライ症候群との強い相関を示している。いくつかの研究では、特に最若年者層において、かなりの割合の症例がのちに他の疾患へ再分類されており、その割合は、イギリスで25%、オーストラリアでは50%に上る。これらの再分類された症例は、ライ症候群に特徴的な、アスピリン暴露との相関が比較的弱い。
アメリカの医学雑誌 (Motier, 1987) において印刷されたアスピリン会社 (Forsyth, 1989) によって資金援助を受けた1つの論文を含む少なくとも5つの疫学的論文はライ症候群の進行とインフルエンザ状の病気もしくは水疱瘡に対するアスピリンサリチル酸化合物)使用の関係を確かめた (Mortimer, 1987)。アメリカ疾病予防管理センター (CDC)、アメリカの軍医総監アメリカ小児科学会 (AAP)、およびアメリカ食品医薬品局 (FDA) はアスピリンおよびそれを含む製品を熱の出た19歳未満の子供に与えることは推奨されないとしている。アセチルサリチル酸はアスピリンの言い換えであり、いくつかの薬品のラベルにはアセチルサリチル酸の名前をアスピリンの名前の代わりに用いている。CDCの調査官はいくつかのサリチル酸およびサリチル酸化合物を含む吐き気を抑える薬を含む薬の使用に対し警告も行った。19歳未満のいかなるティーンエイジャーに対しいかなるアスピリン含有薬品を処方するときは医師もしくは薬剤師に相談すべきである。
大多数の子供は、水疱瘡やインフルエンザの罹患中にアスピリンを投与されてもライ症候群を発症しない。その一方、いくらかのライ症候群発症者はアスピリンまたはサリチル酸化合物を投与されていない可能性もある。ライ症候群に似た症状を示す代謝障害との混同、患者が申告しなかったアスピリン摂取など、他の要素が、サリチル酸への暴露がない患者のライ症候群をしばしば説明する。
重篤なライ症候群の症状は少なくとも肝臓ミトコンドリアへの損傷により引き起こされるように見え、アスピリン投与がミトコンドリア損傷の発生および悪化を引き起こしうる多数の要因となる。ライ症候群縮約のリスクの増加は重篤な影響の継続をもたらすリスクがもっとも高い年齢層である子供および10代へのアスピリン使用が推奨されなかった主な理由の1つである。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ライ症候群」の詳細全文を読む

ライ症候群 : 部分一致検索
ライ症候群 [ らいしょうこうぐん ]

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「 ライ症候群 」を含む部分一致用語の検索リンク( 2 件 )
ライ症候群
レイ症候群、ライ症候群



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