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一般構造用圧延鋼材 : ミニ英和和英辞書
一般構造用圧延鋼材[いっぱんこうぞうようあつえんこうざい]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [いち]
  1. (num) one 
一般 : [いっぱん]
  1. (n,adj-no) general 2. liberal 3. universal 4. ordinary 5. average 
構造 : [こうぞう]
 【名詞】 1. structure 2. construction 
: [よう]
  1. (n,n-suf) task 2. business 3. use 
圧延 : [あつえん]
 (n,vs) rolling
圧延鋼 : [あつえんこう]
 (n) rolled steel
: [はがね]
 【名詞】 1. steel 
鋼材 : [こうざい]
 【名詞】 1. steel material 

一般構造用圧延鋼材 : ウィキペディア日本語版
一般構造用圧延鋼材[いっぱんこうぞうようあつえんこうざい]
一般構造用圧延鋼材(いっぱんこうぞうようあつえんこうざい)とは、日本工業規格における鋼材の規格。材料記号SSで表されSS材とも呼ばれる。広汎な用途を想定して機械的性質を中心に最低限の基準を設けている。特にSS400は流通量が多く、鉄鋼材料の中でも代表的な存在である。
SS材は「JIS G3101 一般構造用圧延鋼材」で4種が規定されている。SSに続く数字は引張強さの下限を表す。成分の基準は他の鋼材より緩やかであり、SS330・400・490はリン硫黄の上限が、SS540はこれに加えて炭素マンガンの上限のみが設定されている。強度の基準が決まればそれを得るのに必要な炭素量は自ずと決まるため、SS540を除いて炭素量は制限されていない〔。リンと硫黄の制限はそれぞれ低温脆性赤熱脆性を避けるための処置である〔。
SS材は成分上は炭素の少ない(約0.25%以下の)炭素鋼が一般的である〔。このためSS330やSS400は溶接が可能だが、規格として溶接性は保証されていないため、溶接性を確実に担保するには溶接構造用圧延鋼材(SM材)などを利用する必要がある。なお炭素量の多いSS490やSS540、またSS400でも厚さが50mmを超える場合は溶接は推奨されない〔。
SS材は熱処理せずに使用するのが原則であり、熱処理を前提とした用途には、炭素量を細かく制限した機械構造用炭素鋼鋼材(S-C材)を用いるのが普通である。しかし安価な製品ではSS材を浸炭した上で焼き入れ焼き戻ししたものが用いられることもある〔。
== 化学成分(溶鋼分析値) ==

* SS330 リンP 0.050%以下 硫黄S 0.050%以下
* SS400 リンP 0.050%以下 硫黄S 0.050%以下
* SS490 リンP 0.050%以下 硫黄S 0.050%以下
* SS540 炭素C 0.30%以下 マンガンMn 1.60%以下  リンP 0.050%以下 硫黄S 0.050%以下

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「一般構造用圧延鋼材」の詳細全文を読む




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