翻訳と辞書
Words near each other
・ ヴォルゴグラード空港
・ ヴォルゴドンスク
・ ヴォルゴレチェンスク
・ ヴォルシの話
・ ヴォルシスキー
・ ヴォルシャ
・ ヴォルジーシェク
・ ヴォルス
・ ヴォルステッド法
・ ヴォルスパー
ヴォルスンガ・サガ
・ ヴォルスング
・ ヴォルタ
・ ヴォルタ (アルバム)
・ ヴォルタ、アクラ周辺および中部・西部地方の城塞群
・ ヴォルタッジョ
・ ヴォルタ・アン・アルガルヴェ
・ ヴォルタ・マントヴァーナ
・ ヴォルターゴ・アゴルディーノ
・ ヴォルタース・クルーワー


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ヴォルスンガ・サガ : ウィキペディア日本語版
ヴォルスンガ・サガ
ヴォルスンガ・サガ (''Völsunga saga'') とは、伝説のサガ(物語)である。現在はアイスランド語のものが伝わっており、1260年頃にアイスランドで書かれたとも、それ以前にノルウェーで書かれたものが翻訳されて残ったともいわれている〔『アイスランドサガ』p.853〕。ニーベルンゲン伝説(de,en) がその大元となっている。
== 概要 ==
ヴォルスング (Volsung) の一族の起源と衰退を描いている。またシグルドブリュンヒルドの物語、およびブルグント族の滅亡に関する記述も含んでいる。
『ヴォルスンガ・サガ』の大部分は、『古エッダ』の『シンフィエトリの死について』などに見られるような古代の伝説に基づいている。この伝説は、古くは西暦1000年ごろに作られたとされるスウェーデンラムスンド彫刻画(Ramsund carving) などに見られる。しかし、その原型はずっと古く、5世紀から6世紀の間に中央ヨーロッパで起こった実際の出来事に基づいているのではないかと考えられている。
中高ドイツ語で書かれた叙事詩ニーベルンゲンの歌』は、その大部分を中世初期からドイツで広く知られていた古い物語から取っており、『ヴォルスンガ・サガ』とはその祖を同じくしているものと考えられている。しかし『ニーベルンゲンの歌』において、その伝説の骨子は優雅な中世風の設定に作り直されている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ヴォルスンガ・サガ」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.