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ロータス・76 : ミニ英和和英辞書
ロータス・76[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロータス・76 : ウィキペディア日本語版
ロータス・76[ちょうおん]

ロータス 76 (Lotus 76) はチーム・ロータス1974年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーコーリン・チャップマントニー・ラッドラルフ・ベラミーらが設計した。チーム・ロータスにおける呼称はジョン・プレイヤー・スペシャル・マークI (John Player Special Mk.I) 。
== 概要 ==
76は成功作72の後継車として開発され、ウェッジシェイプボディやインボード式ブレーキ、トーションバー・スプリングなどの特徴を継承している。76独自の特徴は、変速時のクラッチ操作をシフトレバーのスイッチで行うことができる「電磁クラッチ」の採用だった。シフトダウン時のヒール・アンド・トゥを不用とし、ドライバーが左足でブレーキペダルを踏むことで減速操作に専念できるという狙いだった。この発想は、1990年代以降普及するパドル式セミオートマチックシフトと2ペダルレイアウトを先取りするものだった。
フットボックスにはペダルが4本並んでおり、右から「アクセル」「ブレーキ(右)」「ブレーキ(左)」「クラッチ(スタート用・電磁クラッチにトラブル発生時の緊急用〔『オートスポーツ 1974年4月15日号』 三栄書房、p.11。〕)」という配置になっていた。中央にブレーキ2本としたのは、左右どちらの足でも操作できるための配慮である。4ペダルの採用はロニー・ピーターソンのリクエストによるもので、カートの経験からテールスライド走法に用いたという〔『F1 Modeling Vol.15』 山海堂、2002年、p.43。〕。ロータスはドライバーが日常の足にしているエリートにも4ペダルを組み込んで習熟させた〔。
空力面ではエンジンカウルがリアタイヤ後方まで水平に延長され、細く絞り込まれた後端部に上下2枚のリアウィングが取り付けられた。ボディは横幅がスリムになり、薄いサイドポンツーンの中に後退角の付いたラジエーターが設置された。
ロータスはこの76からメインスポンサーであるインペリアル・タバコの銘柄にちなんで、F1マシンを"John Prayer Special Mark.○"と呼ぶようになった。車名にスポンサー名を冠するのはアメリカのレース界でよく見られる手法であり、初代の76が "Mark. I" 、後継の77は "Mark. II" 、78は "Mark.III" 、79は "Mark. IV" と命名された。これに伴い、シャーシコードも"JPS"の付く通し番号とされた。なお、76とは自動車メーカーのロータスとコンストラクターのチーム・ロータスが共有してきたタイプナンバーである(75はこの年デビューした2代目ロータス・エリート)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロータス・76」の詳細全文を読む




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