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ル=グィン ( リダイレクト:アーシュラ・K・ル=グウィン ) : ウィキペディア日本語版
アーシュラ・K・ル=グウィン[あーしゅらけいるぐうぃん]

アーシュラ・クローバー・ル=グウィン(''Ursula Kroeber Le Guin''、1929年10月21日 - )は、アメリカ女性小説家SF作家ファンタジー作家。「ル・グィン」、「ル=グイン」とも表記される。
SF作家としては、両性具有の異星人と地球人との接触を描いた『闇の左手』で広く認知されるようになり、他に代表作にユートピアを描いた『所有せざる人々』 などがあり、SF界の女王と称される。ファンタジーの代表作は『ゲド戦記』のシリーズで、「西の善き魔女」のあだ名もある。他に『空とび猫』といった絵本作品もある。
== 経歴 ==

===生い立ち===
1929年10月21日にカリフォルニア州バークレーで生まれた。父親はドイツ系文化人類学者のアルフレッド・L・クローバーで、1901年にコロンビア大学でアメリカ合衆国初の人類学の博士号を取得し、カリフォルニア大学バークレー校でアメリカで2番目の人類学科を創設した。母親は、夫が研究で係わったアメリカ最後の生粋のインディアンイシ」の伝記を執筆した作家のシオドーラ・クラコー・ブラウン。夫の伝記 ''Alfred Kroeber: A Personal Configuration'' も書いており、ル=グウィンの幼少期を知るためのよい資料となっている。この年代においては、カトリックの聖女である聖ウルスラ(Saint Ursula)は、教会典礼暦に掲載される聖人で、その祝日はこの日だった。このため、聖ウルスラに因んで、アーシュラ(Ursula)と名づけられた。
子供時代は、父親がカリフォルニア大学バークレー校で教えていた関係でバークレーで育つ。神話、伝説、おとぎ話や、ポードリック・コラム、アスビョルンセンの本をよく読み、父からはインディアンの伝説を聞かされた。9歳の時に妖精の登場する初めての短編小説を書き、11歳の時に書いたSF小説をアスタウンディング誌に送ったが掲載されなかった〔「モンダスに住む」(A Citizen of Mondath'')1979年(『夜の言葉』)〕。子供のころに書いた物語の一部は『オルシニア国物語』や『マラフレナ』に生かされている。
10代にはロード・ダンセイニを愛読し、また兄たちとSF雑誌を読み、好きな作家はルイス・パジェットだった。大学はラドクリフ大学に進学、フランスとイタリアのルネサンス期文学を専攻し、コロンビア大学で修士号を取得している。1953年にフルブライト奨学生としてパリに留学し、その後フランスに渡り、そこで知り合った歴史学者チャールズ・A・ル=グウィン(''Charles Le Guin'')と知り合い、その年に結婚。帰国後に夫は州立ポートランド大学の教授となり、ポートランドに住む。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アーシュラ・K・ル=グウィン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ursula K. Le Guin 」があります。




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