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リチャード・ドーキンス : ミニ英和和英辞書
リチャード・ドーキンス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リチャード・ドーキンス : ウィキペディア日本語版
リチャード・ドーキンス[ちょうおん]

クリントン・リチャード・ドーキンス(Clinton Richard Dawkins, 1941年3月26日 - )は、イギリス進化生物学者動物行動学者である。''The Selfish Gene''(『利己的な遺伝子』)をはじめとする一般向けの著作を多く発表している。存命の一般向け科学書の著者としてはかなり知名度の高い一人である。("Dawkins"の英語における発音はであり、多くの辞書の日本語表記は「ドーキンズ」とされているが、なぜか一般には「ドーキンス」という表記が多い。)
「不滅のコイル」「盲目の時計職人」「遺伝子の川」など、巧妙かつ多彩な比喩で科学を表現し、比喩使いの名手と称される〔科学はなぜ誤解されるのか・178頁〕。こうしたドーキンスの比喩表現は誤解を招く温床となりがちだが、ドーキンス自身は、「擬人的な思考は、使い方さえ間違えなければ、啓蒙に役立つ。また、そのレベルまで降り立って現象を解析できる。結果、科学者が正しい答えを出す助けになる」と、比喩を使った説明を擁護している〔科学はなぜ誤解されるのか・178頁〕。
== 概説 ==
ドーキンスは、「自然選択の実質的な単位が遺伝子である」とする遺伝子中心視点を提唱したことでよく知られている。「生物は遺伝子によって利用される"乗り物"に過ぎない」という比喩表現は、多くの読者に衝撃を与えた。遺伝子中心視点の考え方は、ミツバチが見せる一見利他的な行動など、動物のさまざまな社会行動の進化のプロセスを説明するために提唱された血縁淘汰説やESS理論を先鋭なスタイルで表現したもので、社会生物学が広く受容されるきっかけの一つとなった。自然選択を重視する彼の立場から、マレク・コーンはドーキンスをダーウィンの思想的後継者の一人と位置づけている。イギリスのメディアではダーウィンのブルドッグと呼ばれたT.H.ハクスリーになぞらえて、「ダーウィンのロットワイラー」と呼ばれることもある。

文化の伝播を遺伝子になぞらえた「ミーム」という語を考案した。スティーヴン・ジェイ・グールドとの論争でも知られる。この論争は社会生物学を受容するグループと拒絶するグループの象徴となったが、二人は創造論に対しては共闘関係にあった。熱烈な無神論者、反宗教主義者、懐疑主義者、ダーウィニストとして知られ、世俗的ヒューマニズムブライト運動、科学的合理主義の推進者でもある。2004年にプロスペクト誌が行った「イギリスの知識人100人」で首位に選ばれた。2006年の著書『神は妄想である』は2007年11月の時点で英語版の売り上げが150万冊に達し、31カ国語に翻訳された。今日、彼の著書の中で最も有名な一冊となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リチャード・ドーキンス」の詳細全文を読む




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