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diethyl malonate =========================== ・ マロン酸 ： [まろんさん] (n) malonic acid ・ 酸 ： [さん] 【名詞】 1. acid
マロン酸ジエチル(Diethyl malonate)またはDEMは、マロン酸のジエチルエステルである。ブドウやイチゴに無色、リンゴ様の液体として含まれ、香水にも用いられる。バルビツール酸、人工香料、ビタミンB1、ビタミンB6等の製造にも用いられる。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する〔法規情報 (東京化成工業株式会社)〕。 ==構造と性質== マロン酸は比較的単純なジカルボン酸であり、2つのカルボキシル基が接近している。マロン酸からマロン酸ジエチルを形成する際には、両方のカルボキシル基のヒドロキシル基がエトキシ基に置き換わる。マロン酸部分の中央にあるメチレン基は、2つのカルボニル基の隣にある〔IR spectrum of Malonic acid 〕。 カルボニル基の隣の炭素原子上にある水素原子は、アルキル基の隣の炭素原子上にある水素原子の最大30桁も酸性が強い。2つのカルボニル基と隣り合う炭素原子上の水素原子は、間のメチレン基からプロトンが除去されて生じるカルバニオンを安定化させるため、酸性はさらに高まる。 : この化合物の共役塩基の共鳴安定化の範囲は、以下の3つの共鳴式で描かれる。 : 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「マロン酸ジエチル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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