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カルバニオン : ミニ英和和英辞書
カルバニオン
carbanion
カルバニオン : ウィキペディア日本語版
カルバニオン
カルバニオン () とは、有機化学であらわれる、炭素上に負電荷を有する有機化合物や化学種の総称である。有機合成において、炭素-炭素結合を作るための合成中間体として用いられる。
== 構造 ==
アルキル炭素のカルバニオンは、孤立電子対を頂点の一つとした、sp3 混成型四面体構造をとる。孤立電子対とほかに3個の共有結合を持つことでオクテット則を満たす。
アルケニル炭素のカルバニオンは平面三角形型(sp2 混成型)、アルキニル炭素のカルバニオンは直線型(sp 混成型)をとる。
アリルアニオン、ベンジルアニオン、シクロペンタジエニルアニオンなどは、共鳴により安定化するため、共役系を含んだ平面構造をとる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カルバニオン」の詳細全文を読む




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