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ホワイトベース : ミニ英和和英辞書
ホワイトベース[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ベース : [べーす]
 【名詞】1. base 2. bass 3. cavity base (歯科:土台)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ホワイトベース : ウィキペディア日本語版
ホワイトベース[ちょうおん]

ホワイトベース (''WHITE BASE'') は、アニメ機動戦士ガンダム』に登場する架空の宇宙戦艦〔テレビアニメ『機動戦士ガンダム』、映画『機動戦士ガンダムII 哀・戦士編』のカイ・シデンのセリフ「ホワイトベースは船っつっても、宇宙戦艦てほうだからな」。〕、宇宙空母〔講談社ポケット百科シリーズ『機動戦士ガンダム』(1981)。〕。地球連邦軍所属のペガサス級強襲揚陸艦〔富野由悠季の小説『機動戦士ガンダム1 - 3』、小説『機動戦士Zガンダム』。〕2番艦である。最終的に地球連邦宇宙軍第2連合艦隊第13独立部隊に所属する。『機動戦士ガンダム』の主人公たちが搭乗する艦であり、物語の舞台でもある。艦籍番号はSCV-70またはLMSD-71。
== 機体解説 ==

地球連邦軍所属のペガサス級強襲揚陸艦2番艦である。(一部資料にはホワイトベース級1番艦で宇宙戦艦(SBB)、宇宙空母(SCV)、宇宙攻撃空母(SCVA)〔バンダイ『模型情報6月号・特別編集/モビルスーツバリエーションハンドブック第4集』(1984年)。〕 、モビルスーツ搭載強襲揚陸艦(LMSD)〔講談社『機動戦士ガンダムMSVコレクションファイル 宇宙編』(1999年)。〕 、RXモビルスーツ用強襲揚陸艦〔バンダイ『模型情報6月号・特別編集/モビルスーツバリエーションハンドブック第4集』(1984年)。〕 などに分類されることもある。)小説版機動戦士Ζガンダムでは、本艦の艦種を強襲用重巡洋艦と表記しており、これが後述する「ホワイトベースという存在は」云々を一番表している
艦種類別ではないかとされる。艦体寸法・重量に関しては旧来より諸説が混在しており、全長は【262m・250m】全幅【202.5m・190m・110m】全高【93m・97m】重量【32000t・68000t】と複数の記述が見られた。
地球連邦軍の宇宙艦としては初めてモビルスーツ(MS)の搭載運用能力を持ち、V作戦のRX計画によって建造されたRX-78 ガンダム、RX-77 ガンキャノン、RX-75 ガンタンクなどコア・ブロック・システム採用機の搭載を前提としている。そのためコアブロック換装システムなど、専用の設備が存在する。
実体弾を射出する連装主砲の他に連装メガ粒子砲2基(計4門)などを装備している。主砲、メガ粒子砲のいずれも従前の威力を凌駕している。52センチ(異説880mm〔講談社ムック「ガンダム解体新書 一年戦争編」より。〕)という史上最大の口径を持つ主砲の火力は従来の宇宙戦艦などと比べ強力で、弾頭重量2トン、最大射程70km(地上)にも及んだ。ただし威力が強すぎ反動が大きいため、使用時には他の火砲の使用を制限する必要があった。一方で複雑な船体構造のため、武装の取り付けが制約され、それ以外は射程の短い近接戦闘兵器のみであり、副砲〔もともと副砲は駆逐艦の様な軽艦艇に対する防御兵装であり、駆逐艦の存在しない本作品に於いて存在価値は疑問符が付く。〕はなく、戦闘艦としての火力は前述のように重巡程度にとどまり、あとは連装機関砲18基とミサイルランチャー40門となっているため、防衛はモビルスーツ頼りであった。〔講談社『機動戦士ガンダム モビルスーツバリエーション 3 連邦軍編』(1984年)。〕
総監督の富野由悠季によれば、ホワイトベースという存在は、戦争初期の敗退で生産力の激減した状態の連邦軍が単艦多用途を追求するあまり、“火力は戦艦以下、速力は高速艇以下、物資輸送能力は輸送機以下”という中途半端な艦を造ってしまった結果なのだという〔みのり書房『ガンダムセンチュリー』(1981年)。〕。
とはいえ、搭載するMSの性能は高く、このMSも搭載火器の役割を果たしていた。この方式は軍部にとって結果的に満足できるものであったため、後にアーガマ級やラー・カイラム級など、類似した方式をとる艦が建造されている。
また、非常に特徴的な機能として、ミノフスキー・クラフト・システムにより大気圏内を浮上航行可能であるほか、オプション装備なしで大気圏突入・離脱が可能であるが、この機能は後の地球連邦軍の艦にはほとんど引き継がれていない。
そのほかの機能としては、艦全体が主船体、エンジン、艦載機運用区画等にブロック化されており、部分部分を切り離す事が可能である(短期間での搭載機の宇宙戦闘機からMSへの大幅な設計変更や、ア・バオア・クーにおいてメインエンジンが破損した際にエンジンを切り離し、その結果、座礁し航行不能に陥ったものの、致命的な損傷を免れたのはこの機能があったからである。)。また、両舷にカタパルトを有し、その外観が馬が手足を前後に伸ばした形に似ていたため、ジオン公国軍からは「木馬」(一説によれば「トロイの木馬」)のコードネームで呼ばれていた。
また、本艦は艦橋の広さや(擬似)重力ブロックの充実から、元々艦隊旗艦として設計されたのではないかと指摘されている。ホワイトベースの第1艦橋は後に建造されたアルビオンの3倍の広さがあることが根拠としてあげられている。
艦籍番号(ハルナンバー)は、『モビルスーツバリエーション』によればSCV-70であり、一般的にはこちらが使われているが、これは宇宙空母あるいは宇宙攻撃空母としての番号である。講談社発行の書籍『機動戦士ガンダムMSVコレクションファイル 宇宙編』(1999年)によればLMSD-71とされるが、これはモビルスーツ搭載強襲揚陸艦としての番号である。また、7番艦アルビオンの艦籍番号MSC-07からMSC-02ではないかと推測されることもあるが、これはあくまでも俗説にすぎず、明確に記述された資料はない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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