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ガンダムセンチュリー : ミニ英和和英辞書
ガンダムセンチュリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ガンダムセンチュリー : ウィキペディア日本語版
ガンダムセンチュリー[ちょうおん]
ガンダムセンチュリー』(正式名称『月刊OUT9月号増刊 宇宙翔ける戦士達 GUNDAM CENTURY』)は、1981年にみのり書房から発行されたアニメ『機動戦士ガンダム』関連のムックである。発行日は奥付には1981年9月27日と記載されているが、実際はそれより一ヶ月近く早く書店に並んでいる。
『ガンダム』の制作に携わったスタッフによるエッセイや外伝的短編小説、1980年頃における宇宙開発技術やロボット技術の解説、総監督の富野喜幸(現:富野由悠季)らによる座談会などで構成されている。
その中でも「グラフィック ジオン戦記」「GUNDAM MECHANICS」の節は、アニメ本編で語られない各種設定を外部スタッフによって詳しく作り上げ解説したものである。
== 経緯 ==
1980年代初め、アニメ『機動戦士ガンダム』が一大ブームとなり、いろいろな出版社から多数の関連書籍が発行された。しかし、その大半の内容はアニメ本編を解説・紹介したものであり、単なる副読本の域を出るものではなかった。
『ガンダム』の「モビルスーツ」はそれ以前のロボットアニメとは一線を画すリアリティをもった軍用兵器として描写されてはいたが、当時の制作環境による表現上の制約もあり、特にこの作品に興味のない者にとっては、従来の派手な色彩のスーパーロボットと何ら変らぬ認識をされていた。その一方、コアなアニメファンたちの中には映像作品中で語られなかった部分を自ら考証する「設定遊び」を行う者もいた。
アニメ・SF関係の企画集団である「スタジオぬえ」のスタッフを含むメンバーを中心としたサークル「SFセントラルアーツ」の同人誌『Gun Sight』もその一つであり、アニメ本編で具体的な説明のなかったSF考証や兵器解説・戦史を非常に詳しく描いていた。これは後に、「ぬえ」のメンバーでもあり、ガンダム本編に脚本家として参加していた松崎健一と、サブカルチャー誌的傾向のあったアニメ誌・『月刊OUT』の当時の編集長・大徳哲雄により商業誌に発展、設定考証の他、スタッフインタビューや座談会、現実のスペースコロニー計画やモビルスーツ的な機械の記事を加え再編集され、「ガンダムセンチュリー」として刊行された。
このムックの最大の特徴は、アニメ本編に使われたフィルムの画像やセル画が一枚たりとも掲載されておらず、全て新作イラストが使われている事である。アニメスタッフによるエッセイのページにのみ、アニメの原画が掲載されている。また当時のガンダム関連書籍と異なり、表紙にモビルスーツもキャラクターも描かれておらず、横文字のタイトルロゴとジュラルミンにリベットを打った航空機の外装風のバックだった。
もっとも、これにより年少者にはガンダム関連の書籍であることすら認識されず、『月刊OUT』本誌の定価が430円だった当時、1800円という価格もあって売れ行きは良くなく、『OUT』に掲載されたゆうきまさみの漫画の中の対話で、「売れてないですよね」と描かれているほどだった。それにより一度回収され、新品のカバーに付け替えられた後に再発行された。しかし今度は、タイトルロゴ〔この黒文字だけはオフセットではない別の方法で後から印字されており、硬い物でこすると削れてしまう特徴があった。〕が印字されずに発行されるというミスにより、直ちに再回収されるアクシデントも発生した。このため、ロゴなしの本誌はレアであるため特に高価なプレミアム価格となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ガンダムセンチュリー」の詳細全文を読む




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