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ヘンリエッテ・ゾンターク : ミニ英和和英辞書
ヘンリエッテ・ゾンターク[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ヘンリエッテ・ゾンターク : ウィキペディア日本語版
ヘンリエッテ・ゾンターク[ちょうおん]

ヘンリエッテ・ゾンタークHenriette Sontag, 後のロッシ伯爵夫人 Countess Rossi 1806年1月3日 - 1854年1月17日)は、ドイツソプラノ歌手。甘美な声質と抒情的な歌声で、明るい歌を華やかに歌って国際的な名声を博した。
== 生涯 ==
ゾンタークはラインラント(当時はフランス帝国領)のコブレンツゲルトルーデ・ヴァルプルギス・ゾンタークGertrude Walpurgis Sontag)として生まれた。彼女は15歳でデビューを飾った。
1823年ライプツィヒで、彼女はウェーバーの「魔弾の射手」を歌い、同年12月には同じくウェーバーの「オイリアンテ」において初演のタイトル・ロールを務めた。彼女は一気に成功し、1824年にはベルリンのケーニヒスシュタットイッシュ劇場〔訳注:1824年8月4日開場、ベルリン、アレクサンダー広場にある劇場。(Königsstädtisches Theater)〕へと赴いた。
ゾンタークは1824年5月7日には、ベートーヴェンの「交響曲第9番」と「ミサ・ソレムニス」の初演のソリストとして招かれている。この時彼女は18歳であった。
2年後の1826年、彼女はロッシーニの「セビリアの理髪師」のロジーナ役を歌った。ここでの彼女は愛らしい性格と高速のコロラトゥーラの技術により大成功を収め、それは当時君臨していた歌姫アンジェリカ・カタラーニをも凌ぐほどであった。
1827年、彼女はパリのイタリア歌劇場〔訳注:当時のパリにはイタリア歌劇場、イタリア喜劇と名のつく劇場や興行団体が複数存在し、演劇やオペラを上演していた。(Italian Opera)〕と契約し、翌年カルロ・ロッシ伯爵(Carlo Rossi)と結婚した。その後の彼女はヨーロッパ中のあらゆる音楽の中心都市で公演を行い、1852年にはアメリカへも足を運んでいる。他には、ヴァイオリニストのカミラ・ウルソ〔訳注:1842年生まれ、フランスのヴァイオリニスト。パリ音楽院で学んだ後、アメリカにわたって演奏活動を行いながら暮らした。(Camilla Urso)〕と共演した演奏会もある。
ゾンタークは1854年5月17日メキシコシティーのイタリアオペラに雇われ、〔訳注:1824年生まれ、メキシコ詩人。(Francisco González Bocanegra)〕作詞のメキシコ国歌に初めて歌を付けた〔訳注:現行のメキシコ国歌はゾンタークの作曲ではない。初演の意か。〕。1か月後、彼女はコレラに感染し、48歳でこの世を去った。彼女の最後の公演は死の14日前、ロッシーニの「〔訳注:1816年初演、3幕形式のオペラ。ヴェルディ同名の作品よりは悲惨さが和らげられている。〕」のデズデモーナ役であった。彼女はドイツの聖マリエンタール寺院〔訳注:ザクセン州、上ルサティア(Upper Lusatia)のシトー会修道院。(St. Marienthal Abbey)〕に眠っている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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