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プラチナ : よみがなを同じくする語

platinum
プラチナ : ミニ英和和英辞書
プラチナ[はっきん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


プラチナ ( リダイレクト:白金 ) : ウィキペディア日本語版
白金[はっきん]

白金(はっきん、〔http://www.encyclo.co.uk/webster/P/103〕)は原子番号78の元素元素記号Pt白金族元素の一つ。
学術用語としては白金が正しいが、現代日本の日常語においてはプラチナと呼ばれることも多い。
単体では、白い光沢(銀色)を持つ金属として存在する。化学的に非常に安定であるため、装飾品に多く利用される一方、触媒としても自動車の排気ガスの浄化をはじめ多方面で使用されている。に対して強い耐食性を示し、と同じく王水以外には溶けないことで知られている。
なお、同じく装飾品として使われるホワイトゴールド(白色金)はをベースとした合金であり、元素である白金(プラチナ)とは異なる。
== 歴史 ==
古くは古代エジプト第18王朝時代にファラオの装身具としてわずかながら利用されていた。
現存する最古の白金製品は、ルーブル美術館収蔵の、通称「テーベの小箱」である。これはエジプトのテーベにある女性神官シェペヌペットの墓から出土した小箱で、紀元前720年から紀元前659年頃のものと思われる。
また、10世紀頃には、南米でも装身具として利用されていた。これは純度80 %以上もあるもので、当時すでに高度な精錬技術があったことを示す。
ただ合金状のものでも融点まで加熱するのは当時の技術水準では不可能であったが、貴金属ゆえに酸素では酸化されない性質を利用し粉末状・粒状のものを現在の粉末冶金などと呼ばれる方法で成型していたものと考えられている。
スペイン人による南米への侵略の際に、当時ヨーロッパで珍重されていたと勘違いされて略奪され持ち帰られた。しかし、銀よりも融点が高い白金は銀用の加工設備では溶かすことができず、大量に廃棄された。
スペインの軍人、探検家天文学者であるアントニオ・デ・ウジョーアが、フランス科学アカデミーによる子午線弧長の測量隊の一員として1735年ホルヘ・フワン (Jorge Juan y Santacilia) とともにペルーに渡り、1736年から1744年まで南米に留まっていた。この間に、コロンビアのピント川河畔で銀に似た白い金属を発見し、本国に帰国後、1748年にフワンとの共著として『南米諸王国紀行』を出版した際に、白金鉱石について記述している。これが白金の「再発見」となった。スペイン人達は、これを「ピント川の小さな銀 (platina del Pinto)」と呼び、これが元素名 ''platinum'' の語源となっている〔スペイン語で「」は ''plata''、これに縮小辞をつけたのが、プラチナの語源となった ''platina'' で、あえて意訳すれば“銀のようなもの”。物質名の慣例にあわせてこれをラテン語・中性名詞化したのが ''platinum'' で、英語などではこのまま借用している。これの複数形は規則的に ''platina'' で、偶然にも語源と同じ -a の形。ちなみにスペイン語における「プラチナ」は ''platinum'' を自国語化した ''platino'' であり、''platina'' と呼ぶことはない。〕。
これまでに人類によって産出された白金の総量は約4,000トン、体積にして約200m3(一辺が約6メートルの立方体)ほどである。稀少な貴金属なため、「プラチナチケット」のように入手しにくい、貴重なもののたとえに使われることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「白金」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Platinum 」があります。




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